CouchDB の作成者である Damien Katz氏が創立した会社である、CouchioがCouchDB SDK for Androidのリリースをアナウンスした。これは、オフラインで使うことができるドキュメント データベースのモバイル版である。
CouchDB SDK for Android は、開発者用プレビュー版(v. 0.5)で、モバイル プラットフォーム向けには、まだ最適化されていないが、 CouchDB 1.0と完全に互換であり、APIは、安定していると約束している。
宣伝されているフィーチャの1つが、自分自身を違ったサーバやオフラインのシステムにコピーできるCouchDBの機能である。これは、オンラインでもオフラインでも走るように設計されているモバイル アプリケーションには、便利である:
CouchDB for Android を使うと、プラットフォーム間で自動的に同期をとるので、共有されているアプリケーションが、オフラインで動かせ、ユーザの共通の痛点を軽減していくれる。開発者は、web向けにアプリケーションを開発し、各モバイル プラットフォーム向けにアプリケーションを作って、それから両方の同期をとる、ということが必要なくなる。…
CouchDB on Androidで、開発者は、アプリケーションを作り、ネットワークにかかわらず、デバイス、PCそしてクラウドを跨いで、データを自由にアクセスできる。
別のモバイル プラットフォームである、PalmのwebOSは、クラウド上にあるCouchDBと同期をとれる機能を持つ予定で、 Dion Almaer氏が5月にアナウンスした時には、その時期は、この秋の終りまでに、とのことだった。
このSDKは、 Android 2.1 と 2.2で動き、Github か Android Marketplaceからダウンロードできる。