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IBMがDB2の値下げをしたが、Oracleは、MySQLのコストを上げる

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原文(投稿日:2010/10/11)へのリンク

The Registerに再掲載されたレターによると、Oracleは、MySQLサポートのBasicとSilverレベルを廃止する。実際、そんなに失うものはない。Basicレベルは、1年で2,3のサポート インシデントを受けられるぐらいで、Siverレベルでは、それに、いくつかの基本的な監視ツールが追加されている。スタッフの人間が普通、商品並のデータベースで、使うようなパフォーマンス監視ツールは、1サーバー当たり、1年で2999ドルするGoldレベルでないと、入手できない。完全なツールセットを入手するには、1サーバー当たり、1年で4999ドル払うことになる。

憶えておいて欲しいのは、これらの価格は、Sun時代のものである。Oracleの Berkeley Database系列と同じぐらいにするために、値上がりするだろうという、憶測がある。現在 Berkeley DBのトランザクション版は、プロセッサ当たり、5800ドルで、「高可用性」バージョンは、プロセッサ当たり、9800ドルもする。少々の例外はあるが、Oracleは、「プロセッサ」とは、シングルないしデュアルコア チップとしている。一方、MySQLの無料版は、いつでも使えるし、ツール類は、たくさんのサードパーティ ベンダーから選べば良い。

一方、IBMは、最近、エントリー レベルのデータベースの価格を半額にした。 すべてのメジャーベンダーのように、DB2に無料の「Express」エディションがある。それは、DB2 Express-Cで、 2 GB の RAMと2コアをサポートしている。1年、1500ドルで、“DB2 Express Fixed Term License”(DB2 Express 固定期間ライセンス)バージョンにアップグレードできる。サポートするコアとRAM容量が倍になり、運用待機型のクラスタ、レプリカ、そしてバックアップの圧縮のような、実際の運用環境で欲しいフィーチャが追加される。また、この有料バージョンには、Optim Development StudioOptim Database Administrator 製品が含まれている。

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