Adobeは、Flash Builder用のActionScript コードカバレッジ プラグインをプレリリースした。 これによって、開発者は、アプリケーションが走っている時に、どのコードが実行されているのかを正確に理解できるようになる。プラグインを Flash Builderに追加すると、新しいEclipse パースペクティブが加わって、コードカバレッジ ツールを走らせることができる。
開発者は、コードカバレッジ ツールを使うことで、実行中にコードのどの部分が通っていないかを見ることができるので、追加しなければならないテストを特定できる。
このツールは、詳細なライン カバレッジとメソッド カバレッジを報告し、アプリケーションに関連していないクラスもハイライトする。開発者は、Flash Builder用のActionScript コードカバレッジ プラグインを ActionScript 3で開発したアプリケーションで使うこともできる。オプションで、 Flex SDK 3.x あるいは、 Flex SDK 4.xを使って、 Adobe Flash Player と Adobe AIRの両方をターゲットにした開発もできる。
このテストを走らせるには、以下のことが必須条件である:
- Flash Playerのデバッグ バージョン
- SWFファイルは、デバッグ モードでコンパイルされていること
- プレロードされたSWFは、 local-trustedでなければならない
今まで、ActionScriptのコードカバレッジが必要だった開発者は、Flexcoverに頼らざるを得なかった。これは、オープンソースのカバレッジ ツールで Flex, AIR そして AS3に使える。
Adobeがコード カバレッジ ツールを提供することに興味を持っていることは、 AllurentのJoe Berkovitz 氏が、Flexcoverの最初の実験的リリースについて、InfoQが2008年にインタビューした際に、指摘していた:
“私は、Adobeで起きていることに何もコメントできませんが、彼らが、コードカバレッジに興味を持っていることや、Flexチームの人達が積極的に、それをどのようにサポートすべきかを考えていることを私は、知っています。また、彼らは、Flexcoverをリリースするのをずいぶん助けてくれました。私は、そのことを非常に感謝しています!”
このInfoQで Flash、Flex そして ActionScriptについてもっと情報を得ることができる。