PHPのサポートが大幅に向上された、マイクロソフトのWebMatrix IDEの3番目のベータが先月リリースされた。PHPのサポートは、最近までバージョン5.2のランタイムがベースになっており、大きな課題であった。最初のリリースは2006年で、バグとセキュリティの修正が続けられているが、2009年の5.3シリーズまでは、新しい機能を見つけることはできない。それらの機能は以下の通り。
- 名前空間のサポート
- 遅延静的バインディング
- ラベルへのジャンプ(制限付きのgoto)
- ネイティブのクロージャ
- 循環参照へのガベージコレクション
- sqlite3
- 国際化
これらの製品になじみのないWebMatrixは、学生、カジュアルユーザ、小さなサイトの作業をしている開発者を対象にしている。さらにPHP、WebMatrixは、ASP.NETをサポートしているため、ユーザとWebサイトはマイクロソフトの主力IDEであるVisual Studioに移行することができる。
さらに、PHP開発者を幸せにするのが、PEAR(PHP Extension and Application Repository)をインストーラに内包していることである。もう10年以上前の歴史があるため、PHP開発者は、彼らが望むあらゆるライブラリを見つけることができる。現在使用している数え切れないサードパーティ製のライブラリを使用できることは、マイクロソフトのライブラリを持たない彼らの、.NET開発者を超える重要なアドバンテージである。