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Google,WindowBuilder Pro と CodePro AnalytiX を Eclipse に寄付

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原文(投稿日:2010/12/15)へのリンク

Instantiations の買収,そして同社製品の WindowBuilder 提供再開 に続いて Google は今日,WindowBuilder と CodePro Profiler を Eclipse.org に寄贈 すると発表した。移行に関しての FAQ が公開されている。

Google は以前から Eclipse の支援を続けているが,Instantiations の買収には,同社が所有するドラッグアンドドロップ形式の GWT アプリケーション用ユーザインタフェースビルダ GWT Designer という動機があった。GWT と Swing,SWT のデザインツールが同じ基盤に構築されることにより,すべてのリリースが一致するのだ。

ソフトウェアが Eclipse に採用されるには,最初に長期間の IP 審査プロセス通過が必要である。SWT and Swing Designer ツールについてはすべてが順調に進み,2011 年 6 月リリース予定の Indigo リリーストレイン への搭載が見込まれている。 GWT Designer エクステンションは Eclipse オープンソースプロジェクト上のツールとして,引き続き Google から提供される予定だ。Eclipse でリリースが開始されるまでは,WindowsBuilder Pro もこれまでどおり Google からダウンロード 提供される。

WindowBuilder は Eclipse の Tools プロジェクトの下で WindowsBuilder プロジェクトとなり,旧 Instatntiations 社員による組織のサポートが予定されている。メンバの中には,プロジェクトを過去7年にわたって進めてきた Eric Clayberg 氏も名を連ねる。他の初期コミッタとしては CloudsmithGenuitecCompeople といった企業のメンバがあがっている。その中の1社である Genuitec は,Google の商用サポート契約義務の完了後,WindowsBuilder の商用サポートを提供する予定である。結果的に Eclipse 自身の Visual Editor はリタイアすることになるが,こちらの後継製品の方がずっと優れている (しかも複数のユーザインターフェースを生成可能である)。

CodePro は Runtime Analysis Tools プロジェクのひとつになる予定だ。OnPositive 社がその初期スタッフとなり,商用サポートも引き続き提供する。高評価を得たとは言えない現在の TPTP (Test and Performance Tools Platform) が,来年早々にもアーカイブモードに変更される状況を考えれば,CodePro は Eclipse のプロファイリングツールとして非常に役立つだろう。

Mike Milinkovich 氏の言うように,Java 開発者には早めのクリスマス だ。

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