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SteamCannon と Elastic Beanstalkの比較

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原文(投稿日:2011/01/25)へのリンク

先週、 Amazon が Elastic Beanstalkを発表したが、SteamCannonという名前のオープンソース プロジェクトもある。SteamCannonは、RedHatがスポンサーで、2010年の9月に開発が始まった。Rubyで書かれ、TorqueBoxの上で走る。SteamCannonは、Java EEとRailsアプリケーションを簡単にEC2やVirtualBoxにデプロイするためのソリューションである。他に多くの違いがあり、先週の終りに Ben Browning氏によって、投稿されたニュース に概要が書かれている。

違い

Amazonは、その後のリリースについても発表したが、今のSteamCannonは、JavaとRubyをサポートしているが、更に言語が追加される予定だ。デプロイできるパッケージとしては、SteamCloudは、 .war, .ear, .rails, .rackなどである。本質的に、TorqueBox と JBoss AS6にデプロイできれば、サポートされるのである。

アプリケーション環境に関して、SteamCannonは、より優れた複数サポートをしており、複数のアプリケーションが1つの環境にデプロイできる。この時、異なったコンテキスト パスを使用するが、Beanstalkは、アプリケーション毎に1つの新しい環境を作る。JBoss AS6 を使うと、SteamCannonは、いくつかの論理的なアーキテクチャをサポートできる。小は、PostgresSQLを使った一開発者用の構成から、大は、 mod_cluster, JBoss AS6、PostgreSQLを使った3階層構成までである。SteamCannonは、またクラスタをサポートし、 mod_clusterインスタンスを介してロード バランシングを提供する。これで、クラスタ内でセッション リプリケーションやキャッシングができるようになる。

SteamCannonに搭載予定のフィーチャ

  • 一貫性のあるアプリケーションURL
  • アプリケーションのSSLサポート
  • 全てのEC2インスタンス タイプのサポート
  • カスタマイズ可能なJVMオプション
  • 自動スケーリング
  • 複数ゾーンを介しての高可用性(現在、全インスタンスは、同じゾーンになければならない)
  • 通知
  • より良い監視機能のサポートとメトリックス

新リリースが間近

2,3週間でSteamCannonの新しいリリースがあり、バージョン0.3は、2月1日にリリースされる予定だ。バージョン0.3は、複数クラウドの認証処理、クライアントAPI、全EC2リージョンのサポート、最も際立つサポートが1台のマシンのVirtualBox 内で走ることをサポートするので、プライベート クラウド機能をサポートすることである。

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