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Oracle の JDK 7 Developer Preview 発表とライセンス問題

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原文(投稿日:2011/02/24)へのリンク

JDK 7 Developer Preview 版 (milestone 12) の公開が Mark Reinhold 氏によって 発表されている

今回のマイルストーンは,開発者,Web 運営者,さらにはエンドユーザも参加する広範なテストの実施を目的としたものです。私たちはサポート対象の全プラットフォームについて,すべてのテストを実施しましたが,大きな問題は見つかっていません。1月の フューチャーコンプリート・マイルストーン 到達以降の 456 件のバグも 修正されています

主要な Java IDE は,Java 7 のサポートに早くも動き始めているようだ。現在ベータ版の NetBeans 7.0 では,JDK 7 がフルサポートされる予定である。ただし文字列 switch,ダイアモンド演算子,java.util.Objects クラス, JSR 292については,すでにバージョン 6.9 でサポートされている。さらに,マルチキャストと自動リソース管理をサポートするための 追加ダウンロード も公開されている。

チェコのプラハを本拠とする IntelliJ IDEA 開発元の JetBrains は,IntelliJ 10.5 の主要目標が Java 7 になると発表している。新バージョンはこの春に一般公開される予定だが,早期アクセスプレビュープログラムが数週間以内にも開始される。また同社は,IntelliJ IDEA コミュニティエディションのソースコードを JetBrains ダウンロードページで公開していて,興味があれば誰でもダウンロード可能である。同社のブログによれば,

新しい言語機能のすべてが,コード補完,コード検査,クィックフィックスなど,製品の全機能にわたってサポートされる予定です。

Eclipse 財団も JDK 7 サポートに取り組んでいて, 文字列 switch,バイナリリテラル,数値リテラルのアンダースコア, Unicode 6.0, SafeVarargs アノテーションついてはすでに完成している。

Oracle は開発者に対して,自身のソフトウェアを新ビルドでテストして,問題点を報告してくれるように呼びかけていて,専用のフォーラム も用意されている。しかし JDK をダウンロードするには Sun 時代からのプレスリリースソフトウェア評価ライセンスに同意しなければならず,いくつかの懸念を引き起こしている。GNU Classpath メンテナである IcedTea ハッカーの Mark Wielaard 氏は私たちに対して,次のように語った。

これほどまでに厳格なプロプライエタリライセンスは非社会的であり,OpenJDK を,さらには Java コミュニティを損なうものだと言わざるを得ません。ライセンスを受け入れることの意味を完全に理解しない限り,このようなバイナリは決して使用するべきではありません。OpenJDK ハッカーたちは GPL の下で作業を行いました。したがって OpenJDK の実行,コピーと配布,研究,変更改良などは,誰が行っても自由です。Oracle は正反対に,自らの作業結果を同社の所有する Java 実装に統合しました。その上で,このような行為をまったく認めないライセンスの下でバイナリをリリースするというのです。テスト結果やエラー,バグ,その他を OpenJDK コミュニティと共有することさえできないかも知れません。なぜなら,このような行為は "フィードバック",つまりSun 以外には (無償で) 公開することが許されない "機密情報" であると見なされるからです。これに従わない行為はライセンス契約違反であり,金銭的損害の回復だけでは済まないほとの,取り返しのつかない損害を引き起こすかも知れません ... このような契約条件下では,一致団結して Java を推進することなど,できるはずもないでしょう。

氏は Mark Reinhold 氏に対しても,OpenJDK 公開メールリストを通じて同じ懸念を説明した。Reinhold 氏はその返答で,ライセンス条項が "理想に達していない" ことを認めた上で,さらに次のように加えている。

ライセンス条項については改訂を検討したいと思います。ただし,私たちが直面している法的問題の中には,さらに重要なものもあると考えているのです (例えば JSPA,GPL,openjdk.java.net 利用規約の間で相反する事項の解決など)。

JavaFx にも進展があった。バージョン 2.0 の早期アクセスプログラムが立ち上がり,進行中である。第2四半期にはベータプログラムの開始が予定されている。興味のある開発者は,こちらで更新登録が可能だ

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