GitHubはホストしているgitリポジトリの数が200万に達したとアナウンスした。その内訳はコードリポジトリが110万、gistリポジトリが90万だそうだ。
Gistとはコード断片をペーストするGitHub流のやり方だ(gist.github.com)。Pastebinやその他と同様に、コードを持って来てWebにペーストすることができる。gistはそれ自身のgitリポジトリを持ち、バージョン管理されており、プル、アップデート、コメント、パッチ提供などが可能になっている。
コードリポジトリ数にはオリジナルのclone(別名fork)も含まれているため、ユニークなgitリポジトリの数はもうちょっと少ないだろう。だが、リポジトリの統計情報は興味深いものだ。その70%以上が去年作られたもので、1日に4500の新しいGitHubプロジェクトが生まれている。
言語について見ると、Rubyベースが22万5000、Javascriptベースが13万8000、Pythonベースが7万7000、その他が56万となっている。言語に関する統計ページがあるが、これはプロジェクト数ではなくコード行数をカウントしている。
近頃、Eclipseに対するGitHubのより密接なインテグレーションが、GitHubにおけるEclipseのミラーリングとEclipse MylynとGitHubのインテグレーションとしてリリースされた。今やGitHub Issues 2.0からMylyn経由で課題を読むことができ、もちろん、EGit経由でリポジトリをシンクすることも可能だ。コードを共有する手段として、Eclipse経由でGitHub Gistを作ることもできる。
あなたのお気に入りの分散バージョン管理システムが何であれ、GitHubの人気を否定することはできないだろう。Eclipseとの密接なインテグレーションが進み、EclipseベースのプロジェクトのGitへの移行が加速することにより、おそらく年末までにGitHubのユーザは100万人に達し、Eclipse Indigoがこの夏に登場すると、Eclipseがホストするプロジェクトとcloneの数はかなり増加するだろう。