オープンソースのジョブ スケジューラ Quartz の最新版は、Fluent Configuration APIとジョブ スケジューリング行為の監視と管理をサポートしている。 Terracottaは最近スケジューラ フレームワークのバージョン2.0のリリースを アナウンスした。
<新バージョンは、また2つの有償モジュールを提供している。Quartz Managerは、監視と管理用のGUIを提供し、 Quartz Whereはマシン名あるいはリソースをベースに、どこでジョブが実行されるかを制御するのに使うことができる。最新バージョンの 新フィーチャは3つのカテゴリーに分かれる。
Quartz Scheduler:br /> オープンソースであるQuartzライブラリの新バージョンは、ジョブとトリガーを作成するために、 フィーチャ豊かなAPIと新しいDSL/ビルダーベースのAPIを提供している。
Quartz Manager:
Quartz Manager はquartzスケジューラ製品のリアルタイムな監視と管理を提供している。そのユーザー インターフェースは、以下のことをするために使うことができる。
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ジョブの計画、状態、活動を可視化する
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スケジューリング情報を追加あるいは、修正する
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単一のインターフェースからQuartz Schedulerの複数のインスタンスを管理する
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ジョブ計画とタスク実行を継続的に管理する
Quartz Where:
Quartz Whereは有償の Quartz Schedulerの一部である。 Terracottaプラットフォームの上に作られており、ジョブを特定のマシンや特定のリソースが使えるマシンに処理させることができる。これは、大量のミッションクリティカルなジョブを持つ、分散、異機種混在のクラスタにおいて、役に立つ。これによって、マシン名(ユーザー定義のノードあるいはノードグループ)やマシンリソース (RAM, CPU ないし OS)をベースにジョブが実行される、従来型のデータセンターにおいて、増加し続ける負荷を制御、管理できるようになる。
Terracotta は、また2月にEhcache Searchと呼ばれる製品Ehcache の拡張モジュールをリリースした。これは、インメモリ データのクエリ、検索、分析を行うのに使う。このフィーチャのエンタープライズ版には、 Enterprise Ehcache EX かFXが必要で、分散しているキャッシュを跨いで検索するのに使う。