マイクロソフトのSilverlightチームのアーキテクトであるShawn Burke氏は先日、Windows Phone 7アプリケーションをデータアクセスとストレージを簡易化できるAgFxを紹介した。
AgFxでは開発者は、ソース情報(一般的にはWebサービス)をアプリケーションでどのようにパースするかと、期限のルール指定するだけである。その後、データの抽出、キャッシュとリフレッシュが自動的にハンドルされる。フレームワークは、どのぐらいの期間データのキャッシュが有効か、どこにストアするか、そして無効なキャッシュアイテムをどのように扱うかといったフレキシブルなルールを作成することが可能である。
AgFxの最新リリースは、CodePlex上で、開発者がキャッシュをマニュアルで追加、ログインと認証のヘルパークラスの追加、さらにキャッシュポリシーによりデータが継続的に残ることを許可、そして、デバッグを向上するための統計データが収集できるようになった。AgFxはまた、OAuthによる認証を行うことができる。
開発者は、AgFxとそれをWindows Phone 7アプリのユーザーインターフェイスにバインドするための構成の仕方をカバーした拡張チュートリアルを提供している。彼らは、さらにデスクトップのSilverlightの作業をしていると伝えている。