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Team Foundation Server 2010 に OData サービスを使って複数のデバイスからアクセスする

| 作者: Jenni Konrad フォローする 0 人のフォロワー , 翻訳者 吉田 英人 フォローする 0 人のフォロワー 投稿日 2011年5月9日. 推定読書時間: 5 分 |

原文(投稿日:2011/05/05)へのリンク

Microsoft は先日,OData Services for Team Foundation Server (TFS) 2010 のベータリリースを発表した。この製品は,HTTP プロトコルをサポートする任意のデバイス上の,TFS オブジェクトモデルへのアクセスを提供する。SharePoint Server 2010 や SQL Server 2008 R2 など,いくつかの Microsoft 製品がすでに OData サービスをサポートしているが,Team Foundation Server に実装されるのは今回が初めてだ。

シニアテクニカルエバンジェリストの Brian keller 氏はこの製品について,現時点ではサポート対象外であることに注意を促している。氏によると同社は現在,ユーザフィードバックへの対応作業中であって,数ヶ月の内には v1 が提供される予定である。 氏の行ったデモンストレーションの様子が,Channel 9 を通じて開発者に公開されている。今回の ベータリリースは,Microsoft から直接ダウンロード することができる。

氏は OData Service for TFS 2010 について,さらに説明してくれた

私たちはこの Team Foundation と OData の組合せに対して,非常に大きな期待を持っています。それと同時に,[このプロジェクトが] 製品開発チームにとって,Team Foundation Server の将来のリリースで OData をネイティブサポートするかどうかを判断する材料になると思っています。また,今回のリリースにはサポートこそありませんが,開発者がカスタマイズや拡張,あるいは自身の用途に適用できるように,サービスのソースコードがすべて提供されています。

すでに開発者コミュニティからは,この数週間で驚くほどたくさんの好意的なフィードバックを受け取っています。彼らの開発しているアプリケーションの中には公開前のものもありますから,ここですべてを公表することはできません。ですが,ひとつの例を挙げて紹介したいと思います。Windows Phone 7 アプリケーションの TFS Monitor で,ベルギーのオルディナから届いたものです。このアプリケーションは OData Service for Team Foundation Server を使って,Team Foundation Server プロジェクトに実にすばらしいインターフェースを提供します。彼らが実現した通知機能やオフラインサポート,プロジェクトのチームメンバへの容易な連絡機能などは,本当によいものだと思います。

もうひとつ,Dong Finke 氏の作成した OData Service 操作のための PowerShell コマンドレット もすばらしいものです。みなさんがこの製品を使って,さらに違うタイプのエクスペリエンスを作り上げることに,とても期待しています。

サービスは固有の Team Project Collection に接続されるため,ユーザはビルドやチェンジセット,変更,ブランチ,ワークアイテム,アタッチメント,プロジェクト,クエリ,エリアパスなどを参照できる。ワークアイテムとアタッチメントについては生成や更新も可能だ。開発したサービスは Windows Azure 上で実行することも,Microsoft がホストするサービス で既存の CodePlex プロジェクトを使用することもできる。

InfoQ では今後の Web サービスとの関連など,サービスに関するその他の詳細について Keller 氏に質問した。

InfoQ: Web サービスから OData への切替を推奨していますが,将来的に Web サービスは廃止されていくものと考えてよいのでしょうか?

Web サービスが Team Foundation Server アーキテクチャにとって不可欠なものであることには,今後も変わりありません。しかしながら,サードパーティが Team Foundation Server を拡張あるいはカスタマイズする手段としての,Web サービスのサポートが続けられることは決してありません。Web サービスは将来的に変更される (リリース時において,あるいは同一リリースでもサービスパックを機会として) 可能性があるためです。Team Foundation Server の拡張やアプリケーションとの相互運用を希望する開発者に対しては,代わりに クライアントオブジェクトモデル (内部的に Web サービスを使用しています) を利用することを推奨しています。

OData Service for Team Foundation Server における私たちのアプローチは,先程述べたクライアントオブジェクトモデル上にレイヤを配置して,そこで所定の OData インターフェースを公開する,というものです。このようなアプローチによって高度な安定性と,Team Foundation Server の Web サービスレイヤに潜在的に存在する,将来的な変更からの分離性が確保できるのです。この図は OData Service for Team Foundation Server 2010 の設計構造を示したものです (左側のクライアントは例として挙げたものです。これら以外にも,その他のデバイスやタブレットなどが考えられるでしょう)。

ODataTFS

InfoQ: OData Service ではどのような認証形式がサポートされていますか?

OData Service for Team Foundation Server 2010 では,ベーシック認証を HTTPS 上で 使用します。サービスの利用者が Web 要求を通じて,認証情報をプレーンテキスト形式で送信します。これを Base64 エンコードした上で,セキュリティ確保のために HTTP 経由で転送するのです。OData Service for Team Foundation Server 2010 では,ユーザ資格情報をキャッシュあるいはその他の手段で保存しない点にも注目して頂きたいと思います。つまり OData Service は下位の Team Foundation Server オブジェクトモデルに対して,純粋なパススルーを行っているのです。

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