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VMware が vFabric クラウドアプリケーションプラットフォーム5を発表,ライセンス方式とデプロイメントを簡略化

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原文(投稿日:2011/06/14)へのリンク

VMware は本日,今年夏に出荷を予定している vFabric プラットフォーム 次期バージョンのライセンスモデルを変更すると発表した。vFabric は Spring の開発フレームワークとツールを VMware の vFabric プラットフォームサービスに組み合わせたもので,プライベートクラウドのようなデータセンタの運営を望む Spring 利用企業に対して,理想的な開発環境を提供するようにデザインされている。

新ライセンスモデルは VM を基本単位とするが,最大利用量 (high water-mark) ではなく12ヶ月間の VM 利用量の平均を基準とすることによって,ピーク時の "バースト" に対するひとつの選択肢を提供する。VMware によると今回のライセンス変更は,新規アプリケーション開発で "仮想化優先 (viirtualization-first)" アプローチに移行する組織数の増加という,産業界の一般的傾向を反映したものである。2010年に仮想サーバの出荷数が物理的なサーバを越えたというのは,その必然的結果を示す事実のひとつだ。報道発表によると,

"vFabric 5 は,ますます仮想化されるサーバ環境に最適化されたアプリケーションプラットフォームを提供します。" と,VMware のアプリケーションプラットフォーム担当副社長 Tod Nielsen 氏は語っています。"物理的なハードウェアよりも仮想インフラ上に配置されるアプリケーションの数が多くなるに従って,ピーク時よりも平均利用率をベースにライセンスされる仮想マシンベースのアプローチが妥当である,という意見がユーザから聞かれるようになりました。"

ライセンスの変更以外にも,vFabric バージョン5には注目すべき新機能が2つ導入されている。ひとつは複数の VM で共有可能なメモリプールを提供する Elastic Memory for Java (EM4J) である。このように JVM でメモリバルーニング(ballooning) 機構を提供することによって,アプリケーションサーバの処理可能な Java ワークロードを拡大している。もうひとつ VMware が発表しているのは Spring Insight Operations である。これは Spring 開発者にはなじみの深い無償のパフォーマンス可視化ツール Spring Insight を,作業チーム内で活用可能にするものだという。運用時に監視ツールを実行する場合,当然ながらオーバーヘッドが存在する。InfoQ に対してその統計的情報はまだ提示されていないが,VMware はパフォーマンスコストを無視できる範囲と考えているようだ。

vFabric には他にも次のようなサービスがある。

  • vFabric tc Server - Apache Tomcat ベースの SpringSource 製品であり,アプリケーションのモニタリングおよびプロビジョニングのサポートが追加されている。
  • vFabric GemFire - Java ベースのインメモリのデータグリッド製品で,Oracle の Coherence と同種。
  • vFabric SQLFire - GemFire コア技術用の標準 SQL インターフェース。
  • vFabric RabbitMQ - Advanced Message Queuing Protocol (AMQP) をベースとする,オープンソースのメッセージングプラットフォーム。
  • vFabric Web Server - Apache Web サーバのエンタープライズ版。
  • vFabric Hyperic -オペレーティングシステム,仮想マシン,データベース,アプリケーションサーバにフォーカスした第2の監視コンポーネントで,Web インフラを主な対象とする。

先日の Cloud Foundry の発表によって,VMware は2つのクラウド関連製品を持つことになった。ただしこの2製品には現在,わずかなオーバーラップが存在している。同社 SpringSource 部門の製品マーケティング部長である David McJannet 氏は InfoQ に対して,同社が将来的に,さらに多くの vFabric サービスを Cloud Foundry に持ち込む可能性を示唆している。

Cloud Foundry は業界初のオープンソース PaaS (Platform as a Service) で,フレームワーク,アプリケーションサービス,クラウドインフラなどを選択することができます。一方の vFabric は Spring に最適化されたアプリケーションプラットフォームサービスのセットで,vSphere に完全に適合するとともに,現代的なアプリケーションのニーズに適しています。vFabric アプリケーションサービスを Cloud Foundry に取り入れることは,将来的に自然な流れであると考えています。

VMware の vFabric 5 は 2011 年の夏の終わりに一般提供が予定されている。2つのバージョンがあり,VMware vFabric Standard が VM 当たり $1,200,SQLFire と RabbitMQ の2製品を含む VMware vFabric Advanced が VM 当たり $1,800 である。希望するユーザには,以前と同じ CPU 単位のライセンスも選択可能だ。

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