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EclipseベースのRequirement Modeling Frameworkへの提案がリリース

原文(投稿日:2011/07/15)へのリンク

最近、Requirements Modeling Framework (RMF)への 提案が正式に eclipse.org からリリースされた。意図は

EMFモデルと基本的なツール形式でこれらのモデルを編集するために、 OMG ReqIF 標準の最低でも1つのクリーンルーム実装を持つことである。

ソフトウェアエンジニアリングの本質的な必須条件の1つは、良い要求仕様から始めることである。すなわちかつて、 Cem Kaner氏が言ったように「ひどい仕様書に完璧に合うプログラムは、ひどいプログラムである。」しかし、良い要求を得るには、要求エンジニアリングや変更管理のような幾つかの活動が必要である。要求エンジニアリングや要求開発には、違った役割の人が責任をもつので、要求仕様書は、しばしば開発の成果物とは違ったツールに属する。したがって、いくつものメディアの断絶とツールが存在する。

Eclipse RMFの考えは、要求ツールのコアを提供して、オープンソースのEclipse環境に統合できるようにすることである。 eclipse.orgによると、これは、

要求管理に従事する多くのプロジェクトが、その標準となる共通の実装を見つけ出す可能性を提供するだろう。それによって、Eclipseが現在余り注目されていない開発プロセスのフェーズに入り込むことになる。

既に述べたように、RMFは OMGのReqIF (Object Management Group Requirements Interchange Format)に依存している。この仕様はXMLをベースにした要求仕様書の共通のモデルとデータ交換フォーマットを導入しようとしている。

最初のコントリビューションは itemisとDusseldorf大学によって提供されるようだ。itemisがEMFベース(Eclipse Modeling Framework) のReqIFのコアを実装し、 Dusseldorf大学がReqIF データと動くフロントエンドを提供する。更にオプション部分には、トレーサビリティGUI と トレーサビリティ フレームワークが含まれる。

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