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IBM WebSphere Application Server バージョン8がリリース,Java EE 6 をフルサポート

| 作者: Charles Humble フォローする 1007 人のフォロワー , 翻訳者 吉田 英人 フォローする 0 人のフォロワー 投稿日 2011年7月5日. 推定読書時間: 5 分 |

原文(投稿日:2011/06/29)へのリンク

IBM は先週,2つのマイルストーンを達成した。2011年6月16日(木) に創立100周年を迎えた翌日,Java EE 6 プロファイルすべてを完全にサポートする IBM WebSphere Application Server (WAS) V8 をローンチしたのだ。

  • EJB 3.1
  • Contexts and Dependency Injection for Java (CDI) 1.0
  • Bean Validation 1.0
  • JavaServer Faces (JSF) 2.0
  • Java Servlet 3.0
  • Java Persistence API (JPA) 2.0
  • Java API for RESTful Web Services (JAX-RS) 1.1
  • Java API for XML-based Web Services (JAX-WS) 2.2
  • Enterprise Web Services 1.3 (JSR-109)
  • Java Architecture for XML Binding (JAXB) 2.2

Java EE 6 標準に加えて,WebSphere 8 には多数の Feature Pack の内容が統合されている。これまでは WAS V7 上に別途インストールして利用していたものだ。

  • OSGi アプリケーション。WebSphere Application Server では数年前から,モジュール方式フレームワークである OSGi を内部的に採用している。WAS V8 では既存のコンポーネントを SCA コンポーネントとして,OSGi アプリケーション間で公開することが可能になった。同じように OSGi と Web アプリケーションを,OSGi バンドルとして WebSphere Application Server 内でデプロイすることもできる。
  • Service Component Architecture (SCA) 1.0。オープンソースの Apache Tuscany プロジェクトをベースとする。
  • Java Batch。ジョブ定義やジョブ状態,チェックポイント,ジョブの再スタートなどの管理機能を備えたバッチプログラムモデルを,コンテナサービスに統合して提供する。
  • Communication Enabled Applications (CEA)。このプログラミングモデルはクリックツーコール (click-to-call) やコール通知 (call notifications),画面共有(cobrowsing) など,通信機能に関するサポートを追加する。
  • XML プログラミングモデルの改良。Extensible Stylesheet Language Transformations (XSLT) 2.0 や XML Path Language (XPath) 2.0,XML Query Language (XQuery) 1.0 のサポートなどを含む。また IBM Thin Client for XML により,WebSphere Application Server での XSLT 2.0 や XPath 2.0,XQuery 1.0 クライアントアプリケーションの開発を促進する。

WAS V8 には2つの Feature Pack が用意されている。"Web 2.0 とモバイル (Web 2.0 and mobile)" パックは WAS V7 と 6.1 でも提供されていた Apache WinkDojo プロジェクトをベースとする Feature Pack で,WAS のリーチを拡大して,デスクトップからモバイルデバイスまでのアプリケーションをサポートする目的のものだ。Apple の iPad や iPhone のようなスマートフォンとタブレット,Google の Android OS を実行する製品,RIM の Blackberry などのモバイルデバイスを対象とする。もうひとつの "ダイナミックスクリプティング (dynamic scripting)" パックはバージョン8専用で,WebSphere 環境での PHP や Groovy の利用を可能にするものだ。

IBM はプラットフォームのシステム管理面での改善にも,かなり重点を置いている。WAS 8 はこのソフトウェアにおいて,IBM のインストレーションマネージャを実行する最初のバージョンになる。これによって特に,異なったハードウェアプラットフォームのソフトウェアをインストールする必要のある組織での作業簡略化が期待される。インストレーションマネージャは,製品とフィックスパックのインストールおよびアンインストール,フィックスパックの更新とロールバックに関して,単一のインストレーション技術を提供するものだ。特に歓迎されるのは,希望するレベルのサービスパックを1パスでインストールできる機能が追加される点である。これによって最初に GA 製品をインストールして,次の別ステップでフィックスを適用する,という操作が不要になる。

WAS V8 には,V7 のサービス期間中に提供された Application Migration Tool (AMT) が同梱されている。AMT はソースコードを解析して,マイグレーション上の潜在的な問題を検出するツールだ。

WebSphere は,Oracle の GlassFish Open Source Edition 3.x 以降,TmaxSoft の JEUS 7 に続いて,Java EE 6 プロファイル完全準拠の認定を受けた3番目のアプリケーションである。同 Web プロファイルに対して認定された製品としては JBoss Application Server 6.0 や Caucho Resin 4.0,GlassFish Open Source Edition 3.x Web Profile などがある。

WebSphere 8 リリースに関する詳細な情報はこちらで確認することができる。

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