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ZeroTurnaroundがJavaOneでインドの開発者の調査結果を発表

原文(投稿日:2011/10/04)へのリンク

ZeroTurnaround はソフトウェア開発に使われる技術状況を比較、対照し、インドの生産性におけるツールの利用面を分析した。この調査がカバーしているのは、インド中と世界中のJavaチームによって使われているアプリケーションサーバー(コンテナ)、IDE、フレームワーク、ビルドツールである。

報告 は、インドにおける調査で集めたデータと以前に公表した Java EE Productivity Report のデータにより、幾つかの比較を行なっている。合わせると、2つの調査は2400人以上の開発者から、回答を得ている。この会社はインドの開発者に連絡を取るために、貸出のメールリストを使っている。このリストには、ある種の偏りがあることをこの報告も認めている。サンプル数も非常に少なく、文化的な差もあるし、解釈の問題もあるようなので、いかなる結論にも疑ってかかる必要がある。しかし、 データは再検討のために自由に入手できる

統計データによると、調査されたインドの開発者の31%が「サービス」セクターに入り、この中にはシステム統合、管理サービス、専門的サービスがある。ISVが第2位の16%で、コンサルティング会社、アウトソーシング会社、電気通信プロバイダー、教育機関のそれぞれが、およそ市場の10%づつを占めている。

注目すべき点としては、

アプリケーションサーバーでは、主要な製品は全てインドでも表れているいるが、市場シェアはRoW(インド以外の世界)と比べると、著しく違う。一番違うのが IBM WebSphereで、インドでは回答者の26%が使っていて、第2位である。RoWではたったの7%である。 WebLogicがインドでも世界的にも第3位のアプリケーションサーバーであるが、インドでの使用率の方がRoWよりもずっと高い。

IntelliJ IDEAはインド外では人気が高いがインド内では高くない。RoWの22%が IntelliJを使っているが、インドではわずかに2%である。 MyEclipse, NetBeans, JDeveloper、RADのようなIDEでは反対の傾向にあるが、差はそれほど顕著ではない。

フレームワークでは、 JSP, Struts (1 と2), Hibernate, JSF、JPAの使用率で大きな差があった。Spring はインでは非常に少ない使用率である。より新しいJava EE技術に対してずっと保守的なアプローチが取られている傾向がある。インドではRoWと比べて、 EJB 2.0がより多く使われており、 EJB 3.0の使用率は低い。

Mavenもまた、RoWよりインドのほうが使用率が低い。世界的には、Apache Ant と Mavenがほぼ同数使用されているが、インドでは回答開発者のわずか、約17%がMaven を使っている(世界的には53%である)。

ZeroTurnaroundは Jrebelを開発し売っていることから予想できるように、調査は生産性を測る方法として、変更にかかる時間を取り続けている。調査によると、インドとRoW間の平均の再デプロイ時間に非常に差がある。前回の報告では、RoWでは、平均再デプロイ時間は、3.1分で標準偏差が2.8である。インドでは、平均が4.8分で、標準偏差が4.2である。インドの調査対象者の約4分の1(23%)が各再デプロイに最低10分要しており、一方、RoWでは7%である。

関連のニュースで、 ZeroTurnaroundの JRebelが、JavaOneで DukeのChoice賞の受賞が伝えられていた。

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