Microsoftは、コードネーム“Data Explorer”と呼ばれる新しいクラウドサービスを11月に提供するとアナウンスした。このサービスは、分かれたデータソースの関連を管理して、結合して要約したデータを他の人と共有することができる。サービスはまた、サードパーティーのデータセットを利用できるようにするためにAzureデータマーケットとBingとともに動作するようになっている。
Data Explorerチームは、ブログの投稿でユーザーシナリオを通じたいくつかの機能について解説した。ユーザーができるのは以下のものである。
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様々なソースからデータの抽出(Excelスプレッドシート、ファイル、SQL Azureデータベース、Office 365、SkyDriveなど)
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分析 – たとえば、どうやってデータを完成させるか、データを完成させるためになにをすることができるか
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自動化されたおすすめを通じて、Windows AzureデータマーケットとBingからサードパーティーのデータセットを見つける
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単一のデータセットに関連するデータをマッシュアップする
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他の人と共有するために結果を公開する
主なワークフローは、他のブログ投稿で説明されているデータのマッシュアップである。
“Data Explorer”は、ソフトウェア開発者ではなく、主にインフォメーションワーカーを対象にしているように見える。しかしながら、複数のデータソースに依存するアプリケーションを設計する時、様々なデータセットを探すことができる環境を提供する必要がある。またこれは、アプリケーションワークフローの中に組み込まれたレポート機能よりも、スクラッチからこれらの機能を作りたいと考える開発者に興味深い選択肢を与える。
Data Explorerチームはすでにサインアップを期待しており、11月にプレビューの招待状を発行する。