PowerShell 3は、現在CTPの Windows Management Framework 3.0の一部としてリリースされる。DLRベースであることから離れてみると、ワークフローの改善、より簡単なシンタックス、資格情報の委任、堅牢なセッションなど、多くの新しい機能が追加されている。
大きな変更は、IronPythonやIronRubyのような他のDLR言語と完全に同じではないが、PowerShell 3.0がDynamic Language Runtimeベースになったことである。 Joel Benett氏の記事であるPowerShell 3 – 最終的にDLR上に!”では、これに関する詳細の考察と、DLRがPowerShellにもたらすパフォーマンス改善に関して説明している。
このバージョンにおけるいくつかの新しい機能は -
- PowerShellワークフロー
- 中断やシャットダウンなどのネットワーク障害からセッションを自動的に回復する
- 認証情報のセットで委任されて実行できるコマンド群
- 単純化された言語シンタックス
- コマンドレットの検索と自動的なモジュール読み込みの改善
- ODataを通じたRESTful Webサービスをコマンドレットとして公開できる機能
- ISEコマンドアドオン
- インテリセンスとコードスニペット
- 新しいDHCP用のコマンドレット
- 簡単にWebから返されたXMLを簡単に操作できるInvoke-RestMethod。PowerShell MVPのDoug Fink氏は、ブログでサンプルを提供している。
- モジュールの自動読み込み
- Web アクセス – ブラウザ/モバイルデバイスを使って、リモートからPowerShellにアクセス
- デフォルトパラメータ値
もし、PowerShell 3を試したいのであれば、PS 1と2ではできなかったサイドバイサイドが、PS 2と3ではで実行できることをお伝えしておこう。もうひとつ、これはプレビューリリースであり、最終リリースまでに変更される可能性があることに注意して欲しい。
PowerShell 3のどの機能にもっとも興味を持ちましたか?
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