FluentDataは、すべての機能がそろったORMよりも利便性に特化したORMであるマイクロORMの新しい製品だ。今月に発表されたこの製品は流れるようなAPIが使え、SQL Server、SQL Azure、Oracle、MySQLをサポートする。
開発者であるLars-Erik Kindblad氏によれば、
Entity FrameworkやNHibernateのような従来のORMフレームワークは複雑過ぎ、学習するのも大変です。また、独自の抽象問い合わせ言語のおかげで生成されるSQLも祖末で.NETオブジェクトとテーブルのマッピングも難しいです。
FluentDataは、簡単に学習できる流れるようなAPIを搭載した軽量フレームワークを用いて、従来とは違う手法を実現します。
DapperやMassiveのような他のマイクロORMと同様に、 FluentDataは性能と使いやすさを追求している。また、ORMが自動的に作成したSQLに頼るのではなく、SQLを制御できるようにしている。SQLを使ってselect文、insert文、update文、ストアドプロシージャ、トランザクションが実行できる。ビジネスオブジェクトの既存の構造を変えることなく使うことができる。
Other features of FluentDataの他の特徴は、
- 複数の結果セット: 単一の問い合わせで複数のデータセットを返す
- 強い型付けのオブジェクトも動的オブジェクトも使える
- 生成時に特別な処理が必要な複雑なオブジェクトのためのカスタムEntity Factory
- 他のデータベース製品のサポートを追加できる
FluentDataにはNET 4.0が必要。SQL Server、SQL Azure、SQL Server Compactをサポートする。また、.NETのドライバを使っているOracleとMySQLでも使える。更なる情報、コードサンプル、ダウンロードはCodePlexのFluentDataのサイトを参照されたい。