RTI (Real-Time Innovations), Sunnyvale/Californiaを本拠地としている会社は、製品ファミリーである RTI Connextを発表した。RTIによれば、Connextはあらゆるタイプのデータソースを統合するための、高パフォーマンスなデータバスを提供する。このソリューションを使えば、エンジニアはデバイス、システム、ネットワークを跨いでデータを繋ぐことができる。
企業を跨いで広範囲に分散した大容量データは、今日重要な課題になっている。しかし、そのようなデータには、企業システム内にあるデータばかりでなく、物理的なプロセスを制御し、物理的な資産を管理している運用技術システムにあるデータもある。多くの会社にとって、これらのデータを効率的に利用することが重要である。ここに、RTIのような統合技術会社がマーケットを見出している。
RTIの顧客は、組込みのシステムエンジニアリングドメインのソフトウェアを作っている会社で、例えばオートメーション、車、航空、交通、健康科学の分野である。会社は以下のように言っている。
リアルタイム オペレーショナルシステムを作成し、統合するという課題に対処する、高速で、スケーラブルな通信ソフトウェア提供する世界的なリーダーである。
RTI Connextの製品ファミリーは様々な製品からできている。
- RTI Connext Integratorは、「ほとんどあるいは、全く修正なしで運用システムを作り、ITアプリケーションに繋ぐ」統合インフラを提供する。JMS, SQL databases, Excel, LabViewや多くの他のデータソースに適合する。開発者は自分でアダプターを作ることができる。
- Messagingコンポーネントが JMS と Connext DDS用のAPIによって、メッセージ指向のミドルウェアを定義する。
- RTI Connext DDS (Data Distribution Service) は、Object Management Groups のData Distribution Service APIに準拠している。
- リソース制約のある環境に対応するRTI Connext Microは、「安全重視なシステム用の認定可能なコンポーネント」として設計されている。
エンジニアはRTIのwebサイトに行けば製品のお試し版を入手でき、ウェビナーを見ることができる。