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SOAは死んだか?

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原文(投稿日:2012/04/28)へのリンク

 

David Rubinstein氏は最近SD Timesに挑発的な記事を書いた。ここで彼は、SOAはアーキテクチャ原則としては本格化したが、言葉としては死んだかもしれない、と主張した。彼は「SOAをふさわしくない言葉である」と考えたアナリストJason Bloomberg氏の言葉を引用した。彼によると、クラウドコンピューティングのため、またWebサービスの本質的な複雑さのため、テクノロジーとしてのSOAはすでに死んでいるという。

 

Rubinstein氏は立場を証明するため、特にSOA Softwareの製品マネジメント担当バイスプレジデントであるIan Goldsmith氏やWSO2のCTOであり共同創業者であるPaul Fremantle氏のような専門家の言葉を引用した。記事によると多くの専門家は、SOAはSOAPのような標準を構成するテクノロジースタックからアーキテクチャ原則へと変化していると考えているようだ。そして顧客にもたらされる経験のほとんどは、数年前とは異なり、もはやSOAベンダーの手が及ばないところにある。クラウドコンピューティングなどのテクノロジーが非常に重要になってきたためだ。

この記事と引用された専門家によると、今やSOAという言葉にはマイナスのイメージがあるという。たとえば次のようなものだ。

  • 期待倒れ
  • 道端に捨てられたWS-*標準もある

これに対して、RESTのようなSOAテクノロジーはクラウドコンピューティングの土台となっている。しかし、トレンドはサービスからAPIへと移っている。

他の人はどう考えているのだろうか?Catalyst Conferenceには「SOA is Dead; Long Live Services」というトラックがあり、Johannes Ernst氏はこれをブログ記事で紹介した。

実装テクノロジーとしてのSOAの死は、特に新しいトピックではない。たとえばJP Morgenthal氏はすでに2008年のブログ記事でこの問題を取り上げている。

あなたはどう考えているだろうか?

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