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IIS 8とWeb Deploy 3.0

原文(投稿日:2012/08/03)へのリンク

 

Windows Server 2012と共にリリースされるIIS 8には、NUMAのサポートやWebSocket、セキュリティの強化、優れた配置ツールなど興味深い特徴を持っている。

まず、興味深いのはNUMAを意識したマルチコアスケーラビリティだ。

..多くのコアを搭載することで性能が劣化する場合があります。メモリ同期のコストがNUMAハードウエアのコア数の多さの利点を上回ってしまうのです。IIS 8.0はこの問題に対処するためNon-Uniform-Memory-Access(NUMA)ハードウエア上でプロセスの分散と集約を行います。

マルチコアプロセッサを活用するため、IISは予想されるワークロードに応じて2つのモードで動作させることができる。ひとつのアプリケーションプール複数のワーカープロセスを動かすモード(理想的には各NUMAノード上でひとつのワーカープロセスが動く)とひとつのワークロード/サイトで複数のアプリケーションプールを動かす方法だ。また、ノードの最適化の責任割り当て、ソフトまたはハードアフィニティも設定できる。詳細はNUMAを意識したマルチコアスケーラビリティを参照されたい。また、“Introducing Windows Server 2012”というebookはWindows Server 2012がどのようにNUMAハードウエア上で動くかについて書かれている。

その他のIIS 8の特徴については以下の通り

また、下記の通りセキュリティも改善された。

  • 動的なIP制限。特定の規則を破ったIPの接続を拒否するだけでなく、応答として401、403、404を返すことができる。また、返答せずにコネクションを閉じることもできる。
  • FTPログイン制限 (ログイン失敗回数による)

また、IISチームはWeb Deploy 3.0 RTWを発表した。このツールはIIS 8への配置を支援し、下記のような機能でシステム管理者の配置作業を簡単にする。

詳細はWeb Deployの紹介という記事で確認できる。

 

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