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VMware がSpringSource,Cloud Foundry, GemFire などをスピンアウト

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原文(投稿日:2012/12/04)へのリンク

 

何ヶ月もの買収の後にVMwareは,その所有するティア2テクノロジの多くを,新たに設立されたPivotal Initiativeを通じて親会社のEMCに移行する計画を公式に発表した。対象となるのはSpring Framework,分散インメモリデータキャッシュのGemFrireCloud Foundry PaaS,Hadoop 解析ツールの Cetas などである。設立された子会社ではこれらのテクノロジを,EMCが2010年に買収したビッグデータ解析プラットフォームのGreenplum に統合し,さらに同社が昨年買収したアジャイル開発ツールであるPivotal Labsとも統合する作業を行う予定だ。

開発グループはVMwareからの600人程度とEMCの社員800人で構成する。VMwareのCEOを4年間務めた後,今年夏に職を離れていたPaul Mariz氏が指揮を執る予定である。

"これらのリソースは,2013年第2四半期までに公式に統合を予定しています。" とEMCのコミュニケーションVPであるTerry Anderson氏は,同社の公式ブログで述べている。"具体的な運営体制は決まっていません。"

VMwareとEMC両社にとっては,単なるインフラのレベルに留まらず,急速に成長し変化するアプリケーション開発とビッグデータ市場全体に対して,思想的および技術的リーダーシップを発揮する大きなチャンスがあります。今回のリソース統合は,両社がこの転換期を活用して,より早く上昇の機運に乗るためには最善の方法なのです。

企業内データセンタでのサーバ仮想化において,VMwareは支配的プレーヤとしての立場を堅持してはいるが,その市場はますますコモディティ化の様相を見せている。同社が2011年にオープンソースプロジェクトとしてローンチしたPaaSのCloud Foundryは,順調にフォロワーを増やす一方で,商用クラウドサービスとしての展開には苦戦を強いられている状況だ。時期を同じくしてAmazonは,自社のクラウドサービスにRedshiftデータウェアハウス・アズ・ア・サービスのような新たなサービスを加えている。これは明らかに企業ユーザをターゲットとしたものだ。

今回の行動についてGigaOMのOm Malik氏とStacey Higginbotham氏は,7月の記事においてその可能性をすでに指摘していた。記事の中で両氏は,この機会にVMwareは自社のコアインフラストラクチャ – 仮想化,SDN(software defined networking)など – に集中するべきであり,新たに設立された子会社がPaaSの領域での業界リーダを目指すことになるだろう,と示唆している

ストレージベンダのEMSが株式の過半数を所有するVMwareにとって,今回の決定は,Google,Microsoft,Amazonの3社が提供するクラウドコンピューティングサービスに対抗する上でプラスになるでしょう。これら3つのプレーヤはすべて,インフラストラクチャとプラットフォームレイヤの構築を通じて,開発者や企業ユーザのIT部門になろうとしているのです。

InfoQではVMwareにさらなる情報の提供を求めたが,現時点でこれ以上の詳細は得られていない。年が明ければ,両社から新たな情報があるものと期待される。

 

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