GoogleはAndroidアプリのためのバックエンド機能の提供を開始した。これにはデータストレージ、クラウドメッセージング、認証などが含まれている。
Google I/O 2013において、GoogleはMobile Backend Starterの一般提供を発表した。これはAndroidアプリ向けの開発ソリューションであり、GAEで動作するバックエンドデータストアとバックエンド関連タスクを処理するクライアント用Javaライブラリという、大きく2つのコンポーネントで構成されている。
バックエンドはGoogleのクラウドで動作し、モバイルアプリのための各種サービスを提供する。
- ユーザデータ保存のためのデータストレージ
- 1対1および1対多のPub/Subメッセージング
- デバイスに通知を送信するためのプッシュ通知
- 新しいデータでクライアントデバイスを更新するための継続的クエリ
- ユーザ保護のための認証と認可
あなたはAndroid clientをダウンロードすることができる。これにはBackend Starterと2つのサンプルアプリ(GuestbookおよびSocial Talk)のソースコードが含まれており、どうやって組み合わせばよいかを示している。
Googleによれば、無料利用枠で「数百ユーザ」に対応でき、はじめるのに申し分なく、以後ユーザの増加に合わせて、Googleのインフラを使ってスケールアウトできるという。