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IE11の目玉機能は、WebGL、新しい開発ツール、そしてSPDY

原文(投稿日:2013/06/26)へのリンク

Web開発者に素敵なニュースが届いた。Windows 8.1と共に出荷されるInternet Explorer 11は、WebGLと、大幅に改良された開発者ツールを備えており、Google のSPDYプロトコルをサポートしている。これらのどの機能も公式にはアナウンスされていなかったが、今日(2013/06/23)より開催のマイクロソフトのBULIDカンファレンスよりも先に、Windows Server 『Blue』(Windows 8.1のコードネーム)のプレビューリリースの一部として、MSDNサブスクリプションの会員に先行リリースされた。

Robert McLaws氏が提供するMicrosoft Newsの一連のスクリーンショットは、いくつかの機能の動作画面や設定画面を紹介している。以下の機能は、Web開発者の興味をひくものとなるだろう。

SPDY/3サポート
SPDYは、HTTPリクエストのより効率的な伝達手段となるべく、Googleによって独自に開発されたオープン標準のプロトコルである。SPDYはすでに最新バージョンのChrome、FirefoxとOperaでサポートされているが、バージョン11以降のIEもまた、このプロトコルをサポートしていくこととなるだろう。

改善された開発ツール
IE11は今、Webページのダウンロード中にどこで時間がかかっているのかを表す、見栄えのよいガントチャート風のビューを備えている。

 

さらに、メモリ使用率は、時間の経過とともにグラフ形式で描画される。

 

UIの応答時間と描画の所要時間も解析することができる。

 

WebGL
WebGLはOpenGLのWeb版であり、Webブラウザ上でGPUによる高速な3Dグラフィック描画を可能とするものである。WebGLはすでにChromeとFirefoxでサポートされていた。SafariとOperaもWebGLをサポートしているが、デフォルトの設定では無効となっている。

サイトをアプリケーションに追加する
その他のInternet Explorer 11の魅力的な機能としては、「サイトをアプリケーションに追加する」というものがある。これは、Windows 8のアプリケーション一覧(Windows 8以前の『スタート』メニューに代わるもの)に任意のサイトを追加することができる機能である。

 

Internet Explorer 11は、Windows 8.1とともに2013年の後半に出荷されることになっている。

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