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信頼性、可用性を強化したPostgres9.3が登場

原文(投稿日:2013/09/17)へのリンク

高速フェールオーバー、ストリーム専用リマスタリング、マテリアライズドビュー、自動更新ビュー、JSON型などをサポートしたPostgreSQL 9.3がリリースされた。

ベータ版からヶ月後、9.3がリリースされた。主な新機能は次の通り。

Administrative features –

高速フェールオーバーはPostgresの高可用性を改善する。

開発に関する新機能は、

  • 相互運用で他のデータベース(Postgresではないデータベースも含む)へデータのインサート、アップデート、デリートを実現する外部データラッパー
  • 他のPostgresサーバへアクセスできるPostgres FDWdb-linkに比べて、標準的で(多くの場合)性能も良い方法だ。
  • 普通のトリガと似ているがひとつのデータベースでグローバルに使え、DDLのイベントも捉えられるイベントトリガ。しかし、普通のSQLでは記述できない。
  • 問い合わせの結果を実表にキャッシュし、必要なときにリフレッシュできるマテリアライズドビュー。現時点では自動でリフレッシュする方法はない。 
  • 自動変更可能ビュー。変更可能ビューはNSERT、UPDATE、DELETEを実行できるが、一定のルールに従う必要がある。9.3では、このルールに従っていれば、ビューが自動で変更可能になる。

新しいバージョンでは、バックグラウンドワーカーをCで書いて、システムへ組み込み、分離されたプロセスとして動かせる。これらのプロセスはサーバのステータスに連動したライフタイムを持つ。これはさまざまなシナリオで利用できる

他にもさまざまな改善がされた。詳細はリリースノートに書いてある。

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