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サウンド・オブ・サイレンス:「理解する」と「聞く」を向上するワークショップ

| 作者: Ben Linders フォローする 29 人のフォロワー , 翻訳者 吉田 英人 フォローする 0 人のフォロワー 投稿日 2013年10月15日. 推定読書時間: 2 分 |

原文(投稿日:2013/09/30)へのリンク

Agile Tour Brusselsカンファレンスで,Luc Taesch氏は,「理解すること」と「聞くこと」に関するワークショップを行った。人の意見を聞くためには,まずは恐怖や疑念,絶望感といったものに中断されることなく,自分自身の声を聞けるようでなければならない。 感情を進んで受け入れて,それらを理解することを学ぶのだ。

システムや製品を設計する知的労働者は,不明確で変化の激しい状況を体験することがある。コラボレーションがあいまいであったり,時には感情的になる場合もある。氏はワークショップで,参加者であるITプロフェッショナルに"認知科学" あるいは "神経科学" を紹介するとともに,思考の中断や感情の処理を支援するためのソリューションを提示した。

物理的な何かを構築する場合ならば,何が行われているのか,他の人が何を行っているか,目で見ることができる。ソフトウェアによるシステム構築での状況は違う。システム全体を見たり,触ったりすることは不可能だ。そのためソフトウェア製品を開発するチームでは,コミュニケーションや理解の共有が難しくなっている。各人がそれぞれ話を聞き,それを解釈して,その状況に対する自分独自のイメージを描く。それは正しいかも知れないし,間違っているかも知れない。ただ確実なのは,どれも部分的なビューに過ぎない,という点だ。

氏は自身が認識する問題点を,次のように表現する - 人はみな,それぞれの思考の中で自分自身の人生を過ごしている。思考のできることには限りがあるので,人は専ら自身の心地よい場所に留まってリスクを回避し,変化には抵抗しようとする傾向を見せる。人はしばしばこれに気付かず,余計に行動範囲を狭めてしまうことになるのだ。ワークショップで氏が説明したソリューションは,自分自身と自分の感情に対して,もっとよいフィーリングを獲得する,というものだった。そして抵抗感を意識し,より効果的な対処を可能にする自分の考えを前向きに受け入れるのだ。

瞑想とは"何もしない"ためのものであり, ... 現れたものを抵抗感なく受け入れる ... 学習を通じて得る技術なのだ。ワークショップで氏は,それを使うことで自分の身体感覚や思考と,自分自身との同一視を回避する方法について説明した。その内容は,感情に抵抗するのではなく受け入れること,それらをより深く理解し,取り入れることを支援するものだ。”誰かの話を聞きたいときには - どのような音も受け入れられる静寂になりなさい。"

ワークショップで使用されたprezi(訳注:プレゼンテーションソフトウェアの名称)は,the sound of silence を参照してほしい。IT関係者のための認知心理学の入門資料も公開されている。

Agile Tour Brusselsの第2版には地元と海外から,ITやゲーム開発,研究,教育,マーケティングなどさまざまな分野の講演者が参加して行われた。アジャイル,スクラム,かんばん,XP,リーン,イノベーションゲーム,アジャイルゲーム,システム思考,リーンスタートアップ,さらには問題解決やソフトスキルなどのテーマがカバーされている。InfoQでもカンファレンスの様子をAgileTourで伝えている。

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