MicrosoftがWCF Data Services 5.6.0をNuGetパッケージとしてリリースした。これはEntity Framework 6+をサポートし、EntityFrameworkとMicrosoft.Data.Services NuGetパッケージに依存している。
Entity Framework 6を使った新しいODataサービスを作るためには、ASP.NET Empty Web Applicationを使って、App_Dataフォルダを作り、WCF Data Services Entity Framework Provider NuGetパッケージをインストールし、新しいWCFデータサービスを追加する。最新リリースはEF6に依存しているため、ほかのNuGetパッケージをアップグレードする必要があるだろう。
最後に、アイテムテンプレートで生成されたDataServiceのベースタイプを置き換える。EF 6を利用している場合、データサービスはEntityFrameworkDataService<T>(TはDbContext)から継承する。
WCF Data Services Entity Framework Providerをインストールするには、Package Manager Consoleで次のコマンドを実行すればよい。
PM> Install-Package Microsoft.OData.EntityFrameworkProvider -Version 1.0.0-alpha1 -Pre
また、DataServiceのベースタイプを置き換えることで、既存のODataサービスをEF 6にアップグレードすることもできる。これはEntityFrameworkDataService<T>(TはDbContext)から継承する。
ODataプロダクトチームの公式ブログでは、DataService<T>とEntityFrameworkDataService<T>の違いについて説明している。