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Cordova 3.3.0を使ってChromeアプリをAndroidとiOSにデプロイする

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原文(投稿日:2014/01/29)へのリンク

開発者はApache Cordova 3.3.0を使って、ChromeアプリをAndroidとiOSにデプロイできるようになった。

AdobeがPhoneGap 3.3をリリースしてから6週間、Cordova 3.3.0がPhoneGap Buildで利用可能になった。Android KitKatのサポートに加えて、Cordova 3.3.0には、AndroidにおけるChromeからのリモートWebViewdデバッギング、iOSにおけるSafariを使ったリモートデバッギングのサポートも追加された。リリースノートにはサポートするOSの詳細(iOSAndroidWindows)が含まれている。Cordova 2.5.0と2.7.0は近い将来サポートされなくなり、Blackberry、WebOS、Symbian開発者はバージョン2.9.0を使うよう推奨されている。

去年の9月に、GoogleはデスクトップにデプロイできるChromeアプリケーションを生成できることについて発表した(アプリのサンプルがここにある)。これらのアプリはWindows、Mac、Linux上で、オンラインもしくはオフラインモードで動かせる。最近、GoogleはCordova 3.3.0を使って、ChromeアプリをAndroid、iOSといったモバイルプラットフォームにまで拡張した

開発者がモバイル向けのChromeアプリを作るためには、Node.jsと、Android向けにJDK 7、Android SDK 4.4.2、Apache Antを、iOS向けにXcode 5、ios-deploy、ios-simをベースとしたツールチェーンを利用して、Cordovaによってアプリケーションをネイティブシェルにラップし、それからGoogle PlayもしくはApple App Storeに公開する必要がある。

次のChrome APIがモバイルアプリ向けに利用可能になっている。

  • identity - パスワードプロンプトなしにOAuth2を使ってユーザをサインインする
  • payments (現在のところAndroidのみ) - モバイルアプリ内で仮想グッズを販売する
  • pushMessaging - サーバからアプリにメッセージをプッシュする
  • sockets - TCPおよびUDPを使ってネットワーク上にデータを送受信する
  • notifications (現在のところAndroidのみ) - モバイルアプリからリッチな通知を送る
  • storage - キー・バリューデータをローカルに格納、取得する
  • syncFileSystem - Google Driveを使ってファイルを格納、取得する
  • alarms - タスクを周期的に実行する

このほか、開発者は膨大なCordova APIを利用して、さまざまなネイティブ機能にアクセスすることができる。

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