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Cloud Foundry財団

原文(投稿日:2014/03/10)へのリンク

PivotalはCloud Foundry財団を設立し、「Cloud Foundryのためのオープンガバナンスモデルを確立するように働きかける」ことを発表した。EMC、HP、IBM、Rackspace、SAPおよびVMwareは、財団にプラチナスポンサーとして参加することを表明している。ActiveStateとCenturyLinkはゴールドスポンサーとして加わる。PivotalのCEOであるPaul Maritzによるブログ投稿では、すでにコミュニティ・アドバイザリー・ボードに加わっているCanonical、Intel、Pistonもこの財団に関わることにも触れられている。

Pivotalは財団を設立することで、営利団体としての自社と、オープンソースプロジェクトとしてのCloud Foundryを離しておくことができる。それはRackspaceがOpenStackでやったことと同様のことだ。OpenStack財団の発表から設立までにはほぼ1年かかったが、Pivotalはより積極的なスケジュールを約束している。Cloud Foundry財団はこの夏までに活動を始める計画だ。

一方、プラチナとゴールドのレベル分けは、Cloud Founary財団がOpenStack財団と同じように運営される可能性があることを示唆している。Pivotalのデベロッパー支援担当者であるAndy Piperは次のように語った。

私たちはCloud Foundryエコシステムの固有のニーズに合った財団を設立しようとしています。他のプラチナスポンサーとの計画が最終的に決定した暁には、その詳細をお伝えできるようになるでしょう。
それ以外のプラチナ企業が、Cloud Foundryに非常に大きな賭けや投資を行いたいということで私たちに連絡してきたとしても、彼らがテーブルに席を持っていた場合にしかこれを行うことができません。これは、公平な競争の場を確保するためです。このようなオープンガバナンス・モデルを形成することで、他のプラチナ・ベンダーは株主などに責任を果たしながらCloud Foundryに大きな投資を行うことができます。

プラチナスポンサーは各社とも、Cloud Foundryのマーケティングに対して3年間、年間50万ドルずつ支払うことになっている。Pivotalは、プラチナ層を設立時の7社以上に広げる計画がないことについても述べている。その7社のうちの3社はEMCの企業連合(EMC、VMware、Pivotal)である。GEは、Pivotalの創業期に1億ドルの投資をしているが、上位層に名を連ねていないことが着目される。ベンダーではなくエンドユーザーとしての立場で、Cloud Foundryの普及にはそれほど関心を持っていないのかもしれない。Andy Piperは次のように説明した。

GEは、投資家かつ重要なパートナーであり続けます。この発表の時点では、GEはまだ財団に参加することを約束しておりませんが、将来的な参加は歓迎いたします。

CloudCredoやStark & Wayneのような、現在コミュニティ・アドバイザリー・ボードに参画している中小企業は、どのような形で財団に関わるようになるのかまだ不明である。Nic Williams博士Colin Humphreysのような個人貢献者は、Cloud Foundryコミュニティにおいて非常に有名であり影響力を持っているが、彼らの会社は大規模なマーケティング予算を持っていない。

Cloud Foundry財団の最上位スポンサーとしての活動に加えて、IBMはPaaSに対する10億ドルの投資を発表した。投資するPaaSはCloud FoundryをベースにしたBlueMixプラットフォームである。BlueMixはIBMのSoftLayerクラウド上で動作し、IBMの数あるミドルウェア製品およびアプリケーションプラットフォームに統合される。

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