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Targetprocess v3に関するQ&A - Targetprocess経営陣に聞く

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原文(投稿日:2014/04/16)へのリンク

InfoQは先日,TargetprocessのMichael Dubakov,Andrey Mihailenko両氏から,同社製品の次期リリースについて,さらにはユーザエクスペリエンスをアジャイル開発プロセスに統合した両氏自身の経験について話を聞いた。

Targetprocess V3は,複数のアジャイルプロセスを対象として構成可能な,SAASのアジャイルプロジェクト管理ツールである。スクラムやカンバン用の設定済のテンプレートが付属する上に,ユーザが使用したいと思うどのようなアプローチにも対応する。

InfoQ: Targetprocessの新リリースについて教えてください。今回のリリースで新しい部分,変更された部分は何でしょう?

Andrey: Targetprocessはアジャイルプロジェクト用の管理ツールで,特に2つの領域 – ビジビリティ(Visibility,可視性)とフレキシビリティ(Flexibility,柔軟性) – に重点を置いています。
フレキシビリティの面では,ユーザが選択するどのようなアジャイルプロセスにも適用可能なツールの開発を目指しました。ツールへの対応をユーザに求めるのではなく,ユーザが採用している開発方法に製品が対応するのです。Michaelが2004年に当社を設立して以来,フレキシビリティは一貫して製品構想のひとつでした。現在に至るまでTargetprocessは,ユーザが実装時に選択するどのようなワークフロー,プロセス,テクニックにも本当に適応可能な,もっともフレキシブルなツールのひとつです。さらにTargetprocessは,複数のプログラム,プロジェクト,チームを対象とした可視化がニーズとして存在する場所であれば,カンバンを使用する個人からCaterpillarのような巨大企業まで,あらゆる規模の組織をサポートします。
私たちにとって非常に重要なもうひとつの課題はビジビリティです。ビジビリティはすべてのレベルの人たちが,それぞれの希望に沿う方法で作業進捗を確認できるようにするためのものです。これは2,3のプロジェクトを管理する中間管理職かも知れませんし,今日やるべき作業を知りたい開発者かも知れません。あるいはビジネス全体として,すべての目標のポートフォリオを管理するCレベルの重役かも知れないのです。どのレベルで作業していたとしても,彼らにとって意味のある方法で問題の所在を示す必要があります。それによって混乱した状況を切り抜け,重要事項に集中することができれば,優れた判断を下すことも可能になるでしょう。
当社のアプローチのユニークさは,データ可視化のサイエンスをアジャイルプロジェクト管理に適用した方法にあります。今日ローンチしたバージョン3では,私たちがこの領域で行った開発成果を世に問うことになります。

InfoQ: 大胆な発言ですね – サイエンスとしてのデータ可視化をプロジェクト管理に適用する,ということですが,具体的にはどのような方法で達成しようとしているのですか? 組織全体を対象とする可視化というのは難しい課題だと思いますが,どのように取り組んでいるのでしょうか?

Michael: ほとんどの組織や人々は,可視化とは単に大量の,場合によっては数百というレポートのことだと思っています。しかし実際の可視化には,レポートをはるかに超えたものが求められます。可視化とは,見たいものを見るために必要なデータビューを提供することであり,さまざまな見方 – ボードやタイムライン,グラフ,あるいは単純なレポート – でのデータ参照を可能にすることです。さらに,データは生きていなければなりません。データを変更したいときには,可視化ツールの中から,モードを切り替えることなく実行できる必要があります。私たちはこれをTargetprocess V3に組み込みました。可視化はこの製品のコアに組み込まれています。任意のデータを任意の観点から見ることができますし,使用中のビューから編集が可能です。

Andrey: これを可能にするため,つまりユーザに究極の柔軟性を提供するために,ドメイン固有言語(DSL/Domain Specific Language)を導入して,可視化とビューを構築する能力を与えました。DSLは製品の深い部分に組み込まれていて,もっとも効果的な方法でデータにアクセスできるような,非常に高度なフィルタやクエリの記述を可能にします。

InfoQ: DSLはユーザが簡単に使えるものなのですか?

Michael: そこそこ複雑ですね。初心者向けツールとは言えません。言語を学んで,コマンドや言語構造を理解する必要があります。経験のあるユーザでツールの使用に1時間程度,可視化の設計に精通するにはもっと時間が必要でしょう。
経験の浅いユーザのためには,設定済みの可視化定義をたくさん用意しました。DSLは高度なユーザが自身で,さまざまなフォーマットを構築するためのツールです。
DSLの複雑さが敬遠されるのではないかと心配していたのですが,実際にはまったく反対でした – 学習曲線があるにも関わらず,多くのユーザが,ツールの実現したフレキシビリティとパワーを気に入ってくれたのです。
Andrey: 実際のところ,私たちがターゲットとするユーザの多くは,開発者の心を持っているのだと思います – ツールが提供するパワーを気に入ってくれたのですから。

InfoQ: Targetprocess 3の主要な機能としては,どのようなものがありますか?

Michael: 新リリースには重要な機能が2つあります。
インタラクティブタイムライン – 記録された任意のデータをインタラクティブタイムラインとして見ることができます。ユーザストーリに関連するイベントやその他のレコードを,タイムラインとして見ることが可能です。タイムラインのベースとなっているデータは,インタラクティブに編集できます。システム内の任意のデータを,タイムラインとして可視化可能です。
階層型リスト – リストビューは珍しいものではありませんが,このシステムではフレキシブルな階層型構造を採用しています。システム内の任意のデータに容易にアクセスできると同時に,ユーザがツールを使用する方法に対応します。例えばバックログ管理には,リストビューがこの上なく便利です。このインタラクティブ性は使いやすさを求めて設計されたもので,ユーザに対する有用性を確保するための,数多くの実験とUX開発作業の成果なのです。
結果として,同じデータセットを参照,作業する方法は4つあります。
• 既存のボードビュー
• 対話型タイムラインビュー
• 階層型リスト
• ドメイン固有言語を使用したカスタマイズビュー

Targetprocess 3.0は4月16日から公開されている。


インタビューはこの後,Targetprocessの開発で使用されたアジャイル開発プロセスに,UXデザインを統合した方法に関する議論へと続いている。その内容については2週間後に公開する予定だ。

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