Since Visual Studio 2012がリリースされて以来、ユーザはセットアッププロジェクト、デプロイプロジェクトがないことを嘆き、復活を望んで声をあげてきた。この間、FlexeraのInstallShield LEが代替として提供されていたが、残念ながら、名前の通り、機能限定版であり、ユーザにフル機能版を買わせるのがFlexeraの思惑だった。
MicrosoftのTony Goodhew氏によれば、MicrosoftはVisual Studio 2013向けのセットアッププロジェクトタイプをリリースする予定だ。Visual Studio Gallery、または、Visual StudioのExtensions and Updatesメニューからプレビューが手に入る(“Visual Studio Installer Projects Preview”という名前の拡張だが、インストールするとOther Project Types | Setup and Deploymentというテンプレートになる。)。
Goodhew氏がいうには、プロジェクトの目的はVS2010で提供していた機能をサイト提供することだ。InstallShield LEはVS2013にも同梱されており、さらに先進的な機能を提供する予定。TFS/MSBuild統合を必要とする開発者はInstallShield LEを使い続けるか、ほかの手段を探す必要がある。
現在、プレビューであり、ユーザはGalleryページで、フィードバックすることが推奨されている(よい & 悪い)。荒削りな部分もあるが、Goodhew氏によれば、このプレビュー期間は正式リリース前に改善をするために使われる。この拡張はVS2013 Professional以上が必要。Microsoftによれば、Visual StudioのExpressエディションは現時点でサポートする予定はない。