先週、今後リリースされる一連の変更を伴うBoostrap 4アルファとともにBootstrap 3.3.0がリリースされた。最大の変更点のひとつは、IE8サポートの終了である。
3.3.0リリースには、いくつかの変更がある -
- いくつかの新しいLess変数。たとえば@gray-base, (大小の入力のための)@border-radius, (プログレスバーのための)@progress-border-radius, @link-hover-decoration, @cursor-disabled
- モダンブラウザーにおけるカルーセルのパフォーマンス改善
- navs, panels, tooltips, buttonsなどのアクセシビリティ改善。改善は特にaria標準とスクリーンリーダーのサポートにフォーカスを当てている
- いくつかの修正を伴う改善
- config.jsonファイルをインポートするためのドラッグ&ドロップのサポート
またいくつかのJavaScriptとドキュメントのバグフィックスも含まれている。退行を引き起こすいくつかの機能も同様に削除されている -
- translate3は、もともと再描画の性能を改善するために追加されたが、いくつかのクロスブラウザーの問題があったため、削除されている
- 低いパーセンテージのためのプログレスバーmin-widthスタイルは、進捗がジャンプすることを避けるために削除されている
IE8における最大の問題は、アプリケーションにレスポンシブデザインを実装するために重要なCSSメディアクエリをサポートしないことである。Bootstrap 3も直接はIE8をサポートしなかったが、これをサポートするためにRespond.jsやhtml5shivを使ったオプションを提供していた。実際には、Bootstrap入門ドキュメントにIE8とIE9で使い始めるため専用のセクションがある。しかしこれは、今後リリースされるBootstrap 4でもこのサポートが削除されるように見える。
問題は、IE8がWindows 7に同梱されていたが、アップデートが強制されなかったことにある。また、Robert Hames氏は軍事コミュニティーがIE8の利用を継続し、しばらくの間それを継続すると指摘する。そして、多くの開発者がIE8サポートを継続する必要があり、彼らはv3.xリリースを使い続ける必要があるだろう。
Bootstrap 4アルファはすぐにリリースされいくつかの変更がある。 -
- Gridシステムを更新してハンドヘルドデバイスのサポートを改善。480pxブレークポイントがしばしば要求され、v4でそれを作る可能性がある。
- Panels, thumbnails, wellsを新しいコンポーネントに置き換える
- 新しいシンプルなnavbar
- ピクセル値は、よりよいタイプとコンポーネントサイズのためにremsとemsに切り替えていく
- カスタムフォームコントロールを含むいくつかのフォームの更新
- いくつかのコンポーネントのための新しいコンポーネントのアニメーションとトランジション
- グローバルテーマオプションを構成するための新しいアプローチ
先月、BootstrapチームはまたRorschahという名前の新しいボットで貢献プロセスを合理化した。このボットはすべてのプルリクエストをクイックチェックし、いくつかの一般的な誤りにフィードバックを提供する。githubで実装を確認することができる。
Bootstrapはオープンソースで、もともとはTwitterによって導入された、レスポンシブ、モバイルファーストWebアプリを開発するためのHTML, CSS, JSフレームワークである。それはMITCHライセンス下でリリースされている。