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Chrome 42でNPAPIと関連プラグイン(Java, Unity, Siliverlight)が無効に

原文(投稿日:2015/04/15)へのリンク

NPAPI Deprecation Guideで概説されているように,今月に設定されていた予定通り先頃リリースされたChrome 42では,NetscapeプラグインAPI(NPAPI)が廃止されている。2013年に最初に発表されたその理由は,NPAPIが“ハングやクラッシュ,セキュリティ問題,コードの複雑さの最も大きな原因になっている”ためだ。

NPAPIプラグインは2014年1月からブロックされていたが,JavaやUnity,Siliverlight,Facebook Videoなど,利用の多いいくつかのプラグインがホワイトリストに登録されていた。2015年1月からは,それぞれのプラグインもデフォルトではブロックされているが,特定のWebサイトに対して有効にすることは可能だった。 今回はNPAPIそのものが無効になると同時に,それを利用するプラグインがchrome:://plugins/ページに表示されることもなくなる。

Mac OSとWindowsのユーザは,chrome//flags/ページのフラグを操作して,NPAPIを有効にすることができる。また企業の管理者は,EnablePluginsポリシリストを通じて,関係するプラグインをホワイトリスト登録することも可能だ。このソリューションは,ChromeからNPAPIが完全に排除される9月まで機能する。

NPAPIはFirefoxなどいくつかのMozillaプロジェクト,あるいはAppleのSafariでは現在も利用可能だ。しかしながらMozilaは自身の開発者サイトで,“プラグインはすでにレガシ技術”であり,“可能な限りプラグインの使用を避ける”ようにアドバイスしている。

今のところOracleあるいはMicrosoftからは,自分たちのプラグインをChromeのNative Clientを使って実装する予定の発表はされていない。

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