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失敗を扱うアンチパターン

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原文(投稿日:2015/04/04)へのリンク

DevOpsとアジャイルのコンサルタントであるOliver Hankeln氏が、DevOps Days Ljubljana 2015において、失敗の扱い方の共通のアンチパターンとそのアンチパターンをどのように回避するかを発表した。支配的に非難する文化の中では、人は失敗を隠そうとする。そうすると、組織は失敗から効率的に学び、より強くなることはできない。

Hankeln氏は、これを4つのよくあるアンチパターンに分類した。失敗を隠すこと、お互いに非難し合うこと、非難し続けること、臆病になることだ。そして、それぞれのアンチパターンの対処方法を提案した。

devチームのスプリントの成功や、opsチームのシステムの安定性など、チームの特定の成果が金銭的な利益に結びつく組織では、悪い影響を与える間違いを隠そうとする。このようなことは、階層構造の中で縦や横の関係の見通しが悪く(特に大企業において)、上層部は実際に事態を改善するのに欠かせないフィードバックを得られないところまで、雪だるま式に増えていく。これを改善するアクションとして、社内の同僚、または、外部の顧客へのサービスが停止するなど、何か問題が起きた時にオープンでいられること、事後分析を行うこと、後で学んだことを共有することが挙げられる。

お互いに非難し合うというアンチパターンは、情報の共有を減らし、間違いから学び、根本的原因を明らかにすることを妨げる。人ではなく、出来事の失敗を分析することに注目すると(ふりかえりのもっとも重要な方針にあるように)、(公正な)批判を受け入れやすくなるし、非難されることにも強くなるとHankeln氏は言う。また、事後分析は勤務評価と結び付けてはいけないと強調する。

Hankeln氏によると、マネージャに不満を言い続けることは、非難し続けるアンチパターンだ。これは、お互いに非難し合うことを助長し、同僚やチーム間の信頼を壊す。このアンチパターンに対する正しいアプローチは、問題について同僚に包み隠さず話すことだ。チーム毎に様々な役割がある中で、信頼関係を築き、理解を深めるには、例えば、他のチームに2、3日入ってみるとよい。そうすれば、他のチームに対して否定的な先入観による間違った判断を避けることができる。

失敗を隠さないからといって、責任が不足している訳ではない。Hankeln氏の臆病になるアンチパターンは、企業が形式主義に陥ったり、取締役たちが個人の責任を避けたりする時に起こる。失敗が受け入れられる環境では、責任感が増したり、サポートのレベルが上がったり、より早く問題を解決したりする。このような環境は、ビジネスの競争に有利に働くだろう。

Hankeln氏からの最後のおすすめは、事前分析 (仮定の失敗に基づく事後分析) を実施し、少なくともリスクが高いプロジェクトにおいて、(技術と人の両面から) システムの回復力 を改善することだ。

Hankeln氏は、4月15日に DevOps Days Paris で同じテーマの発表を行う。

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