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io.jsリリース2.0とNode Foundationへの参加について

| 作者: James Chesters フォローする 1 人のフォロワー , 翻訳者 笹井 崇司 フォローする 0 人のフォロワー 投稿日 2015年5月17日. 推定読書時間: 4 分 |

原文(投稿日:2015/05/12)へのリンク

io.jsチームがバージョン2.0をリリースした。これにはアップグレードされたV8 JavaScriptエンジンが含まれている。

V8の4.2へのアップグレードによって、classがstagingから移されて、フラグなしでstrict modeでclassキーワードが使えるようになった。また、拡張オブジェクトリテラルがstagingから移され、簡便なメソッドおよびプロパティ構文が使えるようになり、--harmony-rest-parametersフラグを付けることでstagingでrestパラメータが有効になった。

V8のアップグレードは今リリースにおけるわずかな破壊的変更のひとつだ。破壊的変更にはC++ APIとos.tmpdir()の変更も含まれる。テクニカルコミッティメンバーのRod Vagg氏がio.js 2.0の変更履歴で書いているように、os.tmpdir()はクロスプラットフォームとなり、どのプラットフォームでも末尾のスラッシュを返さなくなった。

npm 2.9へのアップグレードも注目すべきところだ。これには、npm outdatednpm updateにローカルのモジュールが含まれるようになったこと、そして、ユーザ入力なしにnpm init -yを動かすため、デフォルトのauthorフィールドのサポートが追加されたことが含まれる。

Node.jsとの和解が実現するかもしれない。「io.js and a node.js Foundation」というブログ記事によると、Node.jsのScott Hammond氏は「io.jsにnode.jsプロジェクトへ戻ってきてもらうのが望み」だと述べたという。2月の投稿時点では、Joyentとの話し合いが「継続中」であること、何も変わっていないこと、そして、Hammond氏が提案したNode.js Foundationがテクニカルガバナンスモデルになったら、io.jsが参加するかどうかがコミュニティで議論されるだろうということが述べられていた。

5月7日、io.jsチーム創設メンバーの一人であるMikael Rogers氏が、io.jsブログに「Growing Up」という記事を書いた。プロジェクトは家を、「コミュニティによって統治された、プロジェクトを支援できる中立の組織」を必要としている。彼はプロジェクトが公式なリソースを持っていない空白を「商業的関心」が埋めてしまうことを懸念し、io.jsはFoundationを必要としていると述べた。そして、Linux Foundationを推奨するやり方として提案した。

彼はこう結ぶ。

一ヶ月ちょっと前、Linux FoundationはNode.jsとio.jsの人たちと一緒に、ガバナンスモデルとコントリビューションポリシーに取り掛かりました。これはプロジェクトを新しいFoundationに呼び戻すことになるかもしれません。現在、ガバナンスワーキング グループ開発統合に関するポリシーの準備ができています。

Foundationのポリシーは、私たちがio.jsでやってきたことに従って作られています。io.jsのリベラルなコラボレーターモデルとオープンガバナンスをほとんどそのまま受け入れていますが、ポリシーに従って管理された資産を所有できる中立的な組織がそれを支えるようになっています。

議論のためにJoin the Node.js FoundationというIssueがオープンされた。これまでのところ、115以上のコメントが付いており、io.jsとNode.jsの統合に賛成する意見が多い。

Spark LabsのシニアソフトエンジニアであるEmily Rose氏はこうコメントした。「詳細についてはまだ読んでいるところですが、これは非常に賢明で、よく考えられているように見えます。どうもありがとう。私は支持します。」 Cordova/PhoneGapの共同開発者であるBrock Whitten氏はこう語る。「こうしてまとめてくれたこと、解決策を考え出すという大変な作業に関わった皆さんに感謝します。私は統合に賛成です。」

過去のことをあれこれ考えている人に対して、Rogers氏はこう強調した。

過去を乗り越えるときです。もし実行を決断すれば、私たちがNode.jsであり、問題を解決する責任は私たちにあります。もう過去をほじくり返す必要はありません。1年以上プロジェクトで働いていないJoyentの人はだれも関わりません。関わり合いのない人にいじらせるのは愚かなことです。気持ちを切り替えて、問題を解決しましょう。双方のプロジェクトにとっての問題を解決しましょう。今やそれが選択できるのですから」

議論を呼んだNode.jsフォークのバージョン1.0は今年1月にリリースされた。バージョンでNodeを追い越したが、io.jsチームは、現時点でこれは「プロダクション・レディ」だということを示すものではないとはっきり述べていた。

iojs/io.js GitHubリポジトリは、テクニカルコミッティーと彼らによって追加されたコラボレーターによって引き続き管理される。プロジェクトに貢献したい人はだれでも手助けできる。io.jsは行動規範に従っており、そのコントリビューション、リリース、コントリビューションシップはオープンガバナンスモデルに基づいている。

訳注:5月14日、io.jsテクニカルコミッティにて投票が行われ、Node Foundationへの参加が決定した。

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