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BBC MicroBitは子ども向けにコンピューティングをクールにする

| 作者: Alex Blewitt フォローする 4 人のフォロワー , 翻訳者 笹井 崇司 フォローする 0 人のフォロワー 投稿日 2015年7月13日. 推定読書時間: 4 分 |

原文(投稿日:2015/07/08)へのリンク

BBCがBBC MicroBitを公開した。これはRaspberry PiやArduinoに似たカード型のデバイス(Cortex M0で動作)だ。 4cm x 5cmのポケットサイズで、Raspberry Piと違って、単四電池2本で動かせるアダプタがあり、腕の動きといった手に入りやすい電力で動かせる。マイクロUSB経由で、電力を供給したりプログラムすることもできる。この低電力および3V駆動は、通常、安定した5V USB電源や携帯利用のための7V+電源を必要とするRaspberry PiやArduinoとの大きな違いだ。

プログラミング環境はまだリリースされていないが、Scratchのようなドラッグアンドドロップによるグラフィカルなウェブベースのプログラミング環境と、JavaScriptやPythonのような動的言語によるプログラミングが提供される予定だ。 –  今後、www.microbit.co.ukでIDEが利用可能になる。おそらく(USBペリフェラルが接続できる)タブレットや従来のデスクトップおよびノートパソコンで動かせるだろう。

Raspberry Piとは違い、Arduinoと似ているところは、ディスプレイ出力がないことだ。その代わり、デバイスの片面には5x5のLEDが配置されており、これを使って単純なキャラクタグラフィックスを表示することができる。メッセージをスクロールさせて流すことも可能だ。ユーザがプログラム可能なボタンが2つあるが、本当に秀逸なのは、ワニ口クリップに十分な幅を持った3つのデジタル/アナログ入力ピンのコネクタエッジだ。これはデバイスからの合図を受け取ることができ(Makey Makeyのように)、ワニ口クリップを使って小さな子どもでも簡単に実験することができる。(Raspberry Piは非常に狭い範囲にピンがあり、Arduino Unoも同じように狭い範囲にソケットがある。 - ただし、クリップに適したコネクタを持つLilyのようなArduinoデバイスもある)。アフターマーケットオプションとして、エッジコネクタに接続する必要のある追加の20ピンも用意されるだろう。

携帯電話で標準となっているBluetoothや、加速器、コンパスも備えている。デバイスの概略図は以下の通りだ。

BBC MicroBit schematics from the BBC Media Centre

BBCには英国の教育を発展させてきた歴史がある。BBC Micro(1980年代に立ち上げられた)はもちろん、深夜のTVチャンネルで講義を配信するMilton Keynesのオープンユニバーシティを通して、遠隔教育のアイデアの普及に努めてきた。BBC MicroはAcorn Computers Ltdの成功も後押しした。これはその後、Acorn computerとARMチップを生み出した。Acorn Computersはネットワーク分野へと事業を移行したが(のちにBroadcomに買収された)、そのスピンオフであるARM Limitedは低消費電力デバイスとともに、代表的なSoCおよびIP提供企業となった。 – もしあなたがこの記事をモバイルデバイスで読んでいれば、まさにそのデバイスのCPUやSoCがARMの提供したコアを使っている。そして今、めぐりめぐって、BBC MicroBitはARM Cortex M0をその心臓に使っている。(詳しく知りたければ、Linux VoiceのARMの開発者、Sophie Wilson氏との最新インタビューを参照)。

BBC MicroBitは多くのパートナーと協力して作られた。パートナーにはARM、Barclays、Element14、Freescale、Lancaster University、Microsoft、Nordic Semiconductor、Samsung、ScienceScope、Technology Will Save Us、Wellcome Trustなどが含まれる。それを宣伝してくれるプロダクトチャンピオンもたくさんいる。これにはBluetooth SIG、Bright Future、Cannybots、Cisco、Code Club、Coderdojo、Code Kingdoms、Creative Digital Solutions、CultureTECH、Institute of Engineering and Technology、Kitronik、London Connected Learning Centre、MyMiniFactory、Python Software Foundation、STEMNet、TeenTech、Tinder Foundationなどが含まれる。[開示: 著者はCode Clubのボランティアで、STEMNetのアンバサダーであり、Milton Keynesに住んでいる。]

BBC MicroBitは10月に英国の子ども100万人に提供され、年末に向けてディストリビュータ経由で購入できるようになる予定だ。MicroBitのゴールは、持ち運びできてモバイルプロジェクトに使え、Raspberry PiやArduinoのドーターボードとしても使える実際のデバイスを提供し、それを使ってプログラミング言語スキルを教えることだ。

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