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Nexmo Verify SDKは簡単な電話番号ベースの認証を提供する

原文(投稿日:2015/11/17)へのリンク

NexmoがVerify SDK for iOSAndroidJavaScriptを発表した。Nexmoによると、携帯電話番号ベースのセキュアなユーザ登録及び認証を可能にするものだという。

Nexmo Verify SDKはNexmo Verify APIをベースとしており、電話番号をユニークなデバイス識別子に紐付け、様々なメリットをもたらすという。

  • 自動ログアウトとPINチャレンジによるセキュリティ改善
  • 容易なインテグレーション: 2要素認証を含め、認証を実現するのに数行のコードしか必要としない。
  • バックエンド不要: Verify SDKがデバイス及びプラットフォーム横断のユーザ管理サポートを提供するので、開発者は自分のユーザデータベースを使う必要がない。
  • UIレディ: 電話番号の収集、PINコードチャレンジの表示など、すべての認証ワークフローを処理する、カスタマイズ可能なUIフレームワークが提供される。
  • プッシュ通知によるユーザの再検証をサポート
  • Nexmo Verify APIによるキャリアおよび国横断のグローバルな認証。

iOS上では、次のようにして開発者は単純な認証を処理することになる。

NexmoClient.start(applicationId: "abcde", sharedSecretKey: "12345")
VerifyClient.getVerifiedUser(countryCode: "GB", phoneNumber: "07000000000",
onVerifyInProgress: {
    // 認証プロセス開始時に呼び出される
},
onUserVerified: {
    // ユーザが認証できた時に呼び出される
},
onError: { (error: VerifyError) in
    // 認証中にエラーが発生した時に呼び出される。例えば、ユーザが間違ったピンを入力した時。
    // 詳細については、VerifyErrorクラスを調べる
}
)

// ユーザによって入力されたPINコードを提供する
VerifyClient.checkPinCode("1234")

Verify SDKは認証されていないユーザにPINチャレンジを送る。PIN認証後、ユーザのステータスは30日間保持され、ユーザ認証情報は即座に利用可能になる。

この基本的なワークフロー以外にも、Verify SDKはより高度なユースケースをサポートしている。例えば、ユーザステータスの検索認証のキャンセルログアウトなど。

Nexmoは柔軟な従量課金モデルを提供しており、開発者は認証成功に対して対価を支払う。

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