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Tomas Rybing氏による"標的型かんばんボード"の紹介

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原文(投稿日:2016/03/31)へのリンク

Aptilo Networksのディレクタとしてプロジェクトを管理するTomas Rybing氏が,自身の先日のブログ記事で,射撃の標的のコンセプトに基づいた“Value Kanban Board”を紹介した。かんばんチームがこの標的を用いる方法は3つある,と氏は説明する。

標的(Shooting Target)は,一般的には射撃競技で使用されている。最も広く知られている単純な例は,1~10ポイントを描いたものだ。1ポイントが外側の最大の円で最低点,10ポイントが中心の小さな円で最高点となっている。

氏はこの標的を,次に示すように,複数のチームが使用するかんばんボードの視覚化テクニックとして使用する。

標的として視覚化されたこのかんばんボードを使えば,作業が終了に近づいていることを,それが中心に最も近いことから簡単に識別できる,と氏は言う。着手されたばかりの作業は外周にある。すなわち,標的を導入することによる最初のメリットは,かんばんの原則 — 始めることではなく,終わることが重要 (stop starting and start finising) — に意識を集中できることにある。

もうひとつのメリットは,チームのスコアを計算できることだ。それぞれの円に対して異なるスコアを割り当てておけば,付箋の数に基づいて各チームのスコアを求められる。

スコアの正確さではなく,チームに情報を提供する(“チームのスコアがよい,つまり作業が間もなく終了するから,何らかの対処をするべきだ”)ことが重要です。目指すべき“満点”は,一定の範囲(X~Y)になるでしょう。これを見つけるためには,試行錯誤が必要になります。さらに,この“チームスコア”は,ある種のWIP制限にもなるでしょう。

氏が提案する第3のメリットは,価値の計算だ。これを行なうためには,ビジネス価値やユーザにとっての価値に関して,スコアや重み付け値などのパラメータを決めておく必要がある。そうすれば,これらの値を“標的”(1~10点)で視覚化することによって,機能をランク付けすることが可能になる。

これら視覚化のテクニックは,通常のかんばんボードを使ってひとつのチームで使用することもできる,と氏は述べている。

 
 

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