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クラウドベースの開発がAutoScout24をよりアジャイルにする理由

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原文(投稿日:2016/02/08)へのリンク

Erik Doernenburg氏とPhilipp Garbe氏はGOTO Berlin 2015カンファレンスで、クラウドベースの開発がAutoScout24をアジャイルにする方法を語った。InfoQは、彼らがクラウドに乗り換えた理由、期待していたこと、そしてクラウドを使ったコンピュータリソースの管理についてインタビューを行った。また、クラウドがDevOpsの展開にどう貢献したかという事例、AutoScout24のチームがアジャイルな方法で働くことになぜ興味を持ったのか、なぜ新しいことにトライすることを熱望していたのかを話してもらった。

InfoQ: 開発作業のため、なぜクラウドに乗り換えることを決めたのですか?当初は、どんなことを期待していましたか?

Philipp Garbe氏: クラウドへの移行は、AutoScout24における大型技術改変”タツ”の一部でした。理由の1つには、車輪の再開発をしたくなかったということがあります。パブリッククラウドプロバイダは既に多くの課題、特にチームがマイクロサービスに基づいたアーキテクチャを大規模に適用する際に直面する問題を解決していました。クラウド技術の利用は、コアビジネスの価値向上に集中することや、市場への投入時間短縮に役立つのです。

その他の理由に、次のレベル、つまり、You-build-it-you-run-itなチームのためにDevOpsを採用したかったということがあります。データセンターにある2000の物理サーバと、そのネットワークを運用するのは超専門的で非常に骨が折れますので、本当のDevOpsの文化を享受できないと感じました。

InfoQ: クラウドベースのサービスを利用すると、必要なときにはコンピュータのパワーを使いやすく、必要なくなったときにはコンピュータのリソースとコストを削減しやすくなるといいます。AutoScout24ではどうだったかという例はありますか?

Erik Doernenburg氏: わかりやすい例でいうと、顧客からのトラフィックへのレスポンスにおけるエラスティックスケールでしょうか。AutoScout24のようなプラットフォームでは、トラフィックは均一に分散せず、エラスティックロードバランサ(ELB)とオートスケーリンググループ(ASG)で全ての顧客対応システムをデプロイすることによって、システムは常に手動インタラクションなしでサーバインスタンスの正確な総量を割り当てるのです。

また、急速なエラスシティがチームに恩恵をもたらす開発プロセスでいくつかユースケースも見つけました。例えば、速いビルドともっとタイムリーなフィードバックを開発チームに提供するため、継続的デリバリパイプラインの1日のビルドエージェントの数を増やしています。また、分析モデルを作るためにAWSの最も大きなサーバをいくつか稼働させています。もちろん、実際に必要であるから週に数時間これらのサーバに支払っているのですが。

Philipp Garbe氏: クラウドは、チームがどれだけのリソースが必要か規定しやすくしてくれます。それだけでなく、いくつのリソースが本当に利用されているのかも即時でフィードバックしてくれるのです。このフィードバックはチームが適切な判断をするのを助けてくれます。

チームがフィーチャを実装するのにどれだけのコストがかかるのかと電卓を使う様子を見るのは、本当に気持ちがいいです。

InfoQ: クラウドがDevOpsの展開にどう貢献しているか、何か事例はありますか?

Philipp Garbe氏: 他の多くの企業と同じく、AutoScout24も開発と運用が違う役割で違う部隊を持っていました。Devはプラットフォームの構築、Opsはそれを動作させること。

気付いたのです。距離を縮めて仕事をするほど、成功するんだと。しかしながら、コンウェイの法則を無視することはできませんでした。人々が違う部署にいたため、一緒に働くことが難しいときもあったのです。折り合いをつけなければならない、数え切れないほどの興味の違いがありました。

タツではYou-build-it-you-run-itなチームを作りたいと思っていました。つまり、我々の機能横断的なチームは今や開発部隊からだけでなく、QAやプロダクト、そして運用部隊からも配属されるのです。

良かったのは、人々がお互いを”Dev”とか”Ops”とか呼ばなくなったことです。我々はエンジニアなのです。異なるスキルと興味がありますが、1つのチーム - エンジニアのチームなのです。

Erik Doernenburg氏: キャパシティ計画のことになると、よく開発チームと運用チームで衝突します。運用チームは調達・配置するサーバの数を知りたがりますが、開発チームはそれに答えることは難しく、時間がかかると考えています。負荷テストが走る”プロダクションのよう”な環境からの予測は、常に正確というわけではないのです。

セルフプロビジョニングとエラスシティはライブトラフィックを”暗い”サーバに転送できるようにしてくれます。トラフィックを受け取っても、サイトの訪問者へのレスポンスには寄与しない、プロダクション環境のサーバにです。この方法で我々は、新しいソフトウェアが現に稼働中の環境でどのように機能するのかを、早く正確に把握することができました。利用可能なサーバが多種多様であったため、ウェブサイトの訪問者に提供するサービスのレベルに影響を与えることなく、異なるセットアップで検証し、最も適当なソリューションを選ぶことができました。

InfoQ: AutoScout24のチームはアジャイルな方法で働くことに興味があり、新しいことにトライすることを熱望していたとおっしゃっていましたね。なぜ彼らがそんな風に感じていたのか詳しくお聞かせください。

Philipp Garbe氏: これはAutoScout24のスピリットの一部で、我々が本当に気に入っていることです。我々はアジャイル開発のプラクティスを何年も前から使い始め、いくつかの点で有益であると判明しました。ソフトウェアの品質を改善すると同時に、ビジネスのコラボレーションの改善を可能にしたのです。

Erik Doernenburg氏: クラウドはAutoScout24にとって重要でありますが、タツプログラムの成功は人にかかっています。オープンで、ポジティブで、協力的なAutoScout24の文化が、新しい技術を最大限に活かすには絶対に必要でした。

InfoQ: クラウドで開発することで、AutoScout24はどのようにアジャイルを増しましたか?

Philipp Garbe氏: DevOpsの理解が深まりましたし、それによってチームがより自律的に働けるよう後押しできました。

Erik Doernenburg: 肝心のフィードバックループを短くするため、コスト効率が良いソリューションを展開できるようにもなりました。

 
 
 

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