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Amazon Lexを用いた会話型およびテキスト型インターフェイスの構築

| 作者: Kent Weare フォローする 11 人のフォロワー , 翻訳者 奥田 佳享 フォローする 1 人のフォロワー 投稿日 2016年12月25日. 推定読書時間: 5 分 |

原文(投稿日:2016/12/09)へのリンク

先日のAWS re:InventカンファレンスでAmazonはAmazon Lexという深層学習技術のプレビューを紹介した。 Amazon Lexは、ポータブルBluetoothおよびWi-Fi対応のAmazon Echoスピーカで使用されているAlexaと同じ深層学習技術を搭載している。

Amazon Echoはコンシューマベースの製品だが、AWSのシニアマネージャであるVikram Anbazhagan氏は、Amazon Lexを次のように位置づける

(Amazon Lexは)音声とテキストを使用した会話型インタフェースを構築するための新しいサービスです。

Amazon Lexでは、自然言語理解(Natural Language Understanding:NLU)と自動音声認識(Automatic Speech Recognition:ASR)が使われており、開発者はテキストやオーディオを送信し、このサービスから文脈のある応答を受け取ることができる。ボットとも呼ばれるこれらの会話型アプリケーションは、Facebook MessengerやSlackなどのチャットベースのアプリケーションが、インテリジェントなバックエンドデータサービスと対話できるようにする。例えば、ユーザが天気予報を尋ねられるようなチャットベースのアプリケーションを、開発者は構築することができる。 Amazon Lexは、自然言語理解を使用してリクエストを解釈して、ラムダ関数のように天気予報サービス向けに構造化されたリクエストを作成し、その結果を呼び出し元のアプリケーションに返す。

画像元: (スクリーンショット) https://www.youtube.com/watch?v=ZdeK8HnhKQ8

アマゾンはこのサービスを提供して、ボットアプリケーションを構築する際の共通の課題を開発者が克服できるよう支援する。

  • 音声認識
  • 言語理解
  • スケール
  • セキュリティ
  • ビジネスロジック
  • モバイル
  • テスト
  • メッセージングプラットフォーム
  • 異種システム

AWSと他のSaaSベースのサービスを様々に連携させることで、開発者は次のような他のエコシステムにつながるアプリケーションを構築できる。

  • Salesforce
  • Microsoft Dynamics
  • Zendesk
  • Marketo
  • HubSpot
  • Quickbooks

この統合は、Amazon API Gateway、AWS LambdaまたはMobile Hub SaaS Connectorを介して行うことができる。開発者は、Amazon VPC(Virtual Private Cloud)接続を使用してオンプレミスアプリケーションに接続することもできる。

画像元: (スクリーンショット) https://www.youtube.com/watch?v=I5OlTMLinio

Amazonは、サービスの基本的なメカニズムを説明するいくつかの重要なAmazon Lexのコンセプトを紹介した。これらのコンセプトは次のとおりだ。

Bot – ボット(Bot)には会話についてのすべてのコンポーネントが含まれます。

Intent – インテント(Intent)は、ボットのユーザーが達成したい目標(飛行機チケットの購入、予定のスケジューリング、天気予報の取得など)を表します。

Utterance – 発言(Utterance)は、インテントを呼び出す口語または定型のフレーズです。「ホテルを予約したい」や「花を注文したい」はシンプルな例です。

Slots – 各スロット(Slot)は、ユーザがインテントを達成するために与えなければならないデータの一部です。スロットは型付けされており、旅行ボットは都市、州または空港のスロットを持ちます。

Prompt – プロンプト(Prompt)は、インテントを達成するために必要な(スロットのための)データをユーザーに提供するよう求める質問です。

Fulfillment – フルフィルメント(Fulfillment)は、ユーザーのインテントを実行するビジネスロジックです。 Lexは、フルフィルメントのためのラムダ関数の使用をサポートしています。

これらのコンセプトを使用して、開発者はインタラクティブなボットアプリケーションを構築し、様々なインテントを実行できる。ボットを使用してユーザーのインテントに対応する方法の例には、ニュースや天気の更新、ホテルやフライトの予約、銀行口座の管理、ウェアラブルデバイスのバックエンドIoTプラットフォームへの接続などがある。

画像元: (スクリーンショット) https://www.youtube.com/watch?v=I5OlTMLinio

ボットフレームワークと深層学習は、業界内で大きな注目を集めている。Facebookはプラットフォームだけで11,000以上のボットを保有している。Microsoftは、2016年11月に、Slack、Skype、Microsoft Teams、Twilioなどの多くのチャット・プラットフォームに接続できるCloud Bot-as-a-Serviceを発表した。Google I/Oで、Googleは機械学習機能を備えたスマートメッセージングアプリ「Allo」を発表し、Amazon Echoに似たコンシューマベースのアシスタントであるGoogle Homeが先日発表された。

Amazon Lexは、米国東部(北部バージニア)リージョンでプレビューとして利用することができる。Amazonは、最初の1年間無料の試用版を提供している。これは使用量制限があり、追加使用のためには従量制料金が必要となる。

 
 

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