先週、ちょっとしたつまずきを乗り越え、Visual Studio 2017の3回目のRCが利用可能になった。最初の試みはインストーラーでいくつかの問題があった。これらの問題は修正されたため、今回リリースされたものはレビューに値するだろう。(望ましいビルドは1月27日にリリースされた26127だ(訳注: 現在の最新ビルドは2月7日にリリースされた26206))。
RC3が注力している重点領域は、NET.CoreおよびASP.NET Coreサポート、Team Explorer、Visual Studioインストーラーのバグ修正だ。MicrosoftのJohn Montgomery氏のコメントによると、ローカライゼーションを終えるのに十分な時間がないため、RC3からいくつかのワークロードが削除されたという。したがって、VS2017の製品リリースは近いはずだ。Data ScienceとPython Developmentのワークロードはリリース時点で利用できないが、F#サポートは.NET Desktopおよび.NET Web developmentワークロードを介してVS2017に残っている。Montgomery氏によると、Data ScienceとPython Developmentの両ワークロードは、リリース後に個別ダウンロードとして利用できるようになるという。
NET.Core / ASP.NET Core
これら2つのワークロードに対するVS2017のサポートがプレビュー状態ではなくなった。今回のリリースで、project.json/xprojファイルからcsprojへの.NET Coreプロジェクトの移行の信頼性が高まった。
Team Explorer
Team Explorerモジュールが更新され、Visual Studio Team ServicesとTeam Foundation Serverで使ったときの速度が改善された。
NuGetの更新
NuGetが更新され、WPF、WindowsForms、UWPプロジェクトで<PackageReference>をサポートするようになった。Lightweight Solution Restoreはプロジェクトをロードすることなく動くようになった。
一般的な機能拡張
RC3では複数のバグが修正されている。インストーラーに再試行ボタンが追加され、動作が不完全なオフラインインストールやシャットダウン遅延などが修正された。VS2017に対するメジャーな変更は減ってきているため、正式リリースに近づいているように見える。VS2017RTMがあなたの開発ニーズ、あなたの環境でどのように見えるのか確認する良いタイミングだ。
VS2017RC3は現在ダウンロード可能だ。詳細については、リリースノートを参照。
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