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DigitalOceanが高可用性のためにマネージドロードバランサをリリース

| 作者: Elton Stoneman フォローする 2 人のフォロワー , 翻訳者 h_yoshida フォローする 1 人のフォロワー 投稿日 2017年3月22日. 推定読書時間: 4 分 |

原文(投稿日:2017/03/02)へのリンク

主要なクラウドプロバイダがPaaSプラットフォームのさらなる機能拡張にしのぎを削る中、DigitalOceanはIaaSオンリーのパブリッククラウドとして、マーケットで静かにシェアを拡げ続けている。DigitalOceanが注力するのはプロダクトスイート – SSDを全面的に採用し、仮想ネットワークとクラウドストレージを備えたLinuxベースのVMである。VMの需要は高い。NetCraftはDigitalOceanを世界第2位のホスティングプロバイダとして、またWeb Technology Surveysは世界で4番目にトラフィックの高いプロバイダとして、それぞれランク付けしている。そのDigitalOceanが今回、既存のIaaSパッケージを補完するロードバランサのサービスをリリースした。

ロードバランサは、高可用性とスケーラビリティの鍵となる機能だ。プラットフォームのトラフィックを複数のホストに分散すると同時に、ホストの状態を認識できる場合には、不調なノードを避けて正常なノードにトラフィックを向けることもできる。Azureにはインターネットアクセス可能なパブリックサービスと、内部的なプライベートサービスという2つのロードバランサがある。またAWSのロードバランサには、リクエストのアドレスに基づいてトラフィックを分散する古典的なものと、リクエストの内容によってトラフィックのルーティングが可能なアプリケーションロードバランサとがある。

ロードバランサは、高可用性ソリューションにおけるハード要件ではない。 フェイルオーバとDNSレベルのリクエストルーティングを設定して、ホストプロバイダではなくDNSプロバイダから状態チェックを実行することで実現可能な機能だ。DigitalOceanはこれとは異なり、フローティングIPアドレスによるアプローチを2015年から提供している。これは、IPアドレスを異なるサーバにリポイントすることにより、自動フェールオーバ保護を提供する機能である。

InfoQはDigitalOceanの創設者のひとりであるMitch Wainer氏に、ロードバランサ構築に関する同社の考え方について聞くことにした。

InfoQ: ユーザベースの大部分がフローティングIPとDNSで満足していると思われる中で、この段階になってロードバランサを導入したのには、どのような理由があったのでしょう?

Wainer: 当社のビジネスユーザのニーズは複雑化しており、より大規模なロードや重要なアプリケーション、高度なユースケースのための機能が求められています。ユーザの多くは既存の機能を使って独自のロードバランサのセットアップをデプロイしていますが、設定プロセスに多くの時間が必要です。ロードバランサは使いやすく、デプロイおよびメンテナンスが容易で、シームレスなソリューションを提供することによってこの問題を解決します。

InfoQ: (今回提供される)ロードバランサはSSLターミネーションとスティッキーセッションを備えていて、機能セットとしては良好ですが、自社のDNSにロードバランサを統合して、リージョンからリージョンへのフェールオーバをサポートする計画はありますか?

Wainer: ロードバランササービスの最初のイテレーションで行なう予定です。CLIツールのサポートやLet’s Encriptとの統合など、いくつかの改善計画がありますが、リージョン間のフェールオーバも私たちが取り組んでいる一般的な要求のひとつです。

InfoQ: ロードバランサは固定価格で、ロードバランサにつき月額20ドルとなっていますが、使用量の制限はあるのでしょうか、数百のドロップレットにひとつのロードバランサを設定したり、数百テラバイトのデータをサービスすることは可能なのですか?

Wainer: ロードバランサの機能は今後も拡張していきますが、現時点では、当社のインフラストラクチャ上で一般的なアプリケーションのロードを扱うことが可能です。非常に高いロードを処理している大規模ユーザとは、ロードバランサが彼らのニーズに応えられるように密接に協力しています。

InfoQ: 2017年の製品ロードマップを見ると、クラウドのインフラストラクチャ簡素化ですべて占められていますが、IaaSの機能は十分だと思いますか、あるいは将来的にはPaaSやサーバレスサービスも視野に入れているのでしょうか?

Wainer: インフラストラクチャの簡略化は常に目標にしています。それはつまり、インフラストラクチャを抽象化することによって運用に要する時間を削減し、開発者がより多くの時間をコーディングに費やせるようにするため、当社が今後も投資を続けていくということに他なりません。
 
 

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