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CloudNativeConおよびKubeConより: Kubernetes 1.6, DockerとCoreOSによる寄贈, 新たな認定資格

| 作者: Daniel Bryant フォローする 628 人のフォロワー , 翻訳者 h_yoshida フォローする 1 人のフォロワー 投稿日 2017年5月22日. 推定読書時間: 4 分 |

原文(投稿日:2017/04/07)へのリンク

ドイツのベルリンで同時開催されたCloudNativeConとKubeCon Europeという2つのカンファレンスで、クラウドネイティブシステムの開発と普及をミッションとするCloud Native Computing Foundation(CNCF)は、スケーラビリティとセキュリティを重視したコンテナスケジューリングプラットフォームの最新バージョンであるKubernetes 1.6のリリース、DockerとCoreOSのコンテナ技術プロジェクトであるcontainerdとrktのCNCFへの受け入れ、‘Kubernetes Certified Administrator Exam’カリキュラムのリリースなどを発表した。

最初に発表されたのはKubernetes 1.6のリリースだ。コンテナのスケジューリングとオーケストレーションのためのプラットフォームである同ソフトウェアの最新リリースでは、スケーラビリティとセキュリティ、高度なスケジューリングストレージの動的プロビジョニングなどに重点が置かれている。CNCFのエグゼクティブディレクタであるDan Kohn氏の説明によると、5,000ノードのクラスタをサポート可能になった(Service Level Objectiveの記述を満足した)という。クラスタサイズの合計が150%に増加したのは、 CoreOSの新バージョンであるetcd v3によるものだ。このクラスタサイズ以上の拡張を望むユーザに対して、GoogleでKubernetesのプロダクトマネージメントリーダを務めるAparna Sinha氏は、federationフェデレーションによって複数のKubernetesクラスタをひとつのAPIエンドポイントに組み合わせる方法を、ステージ上でデモンストレーションして見せた。この関連として、CLIツールのkubefedがベータ版に移行している。

Kohn氏は、DockerとCoreOSのコンテナ技術のcontainerdrktが寄贈され、CNCFプロジェクトとしてCNCF Technical Oversight Committee(TOC)に受け入れられたことを発表した。WeaveworksのCEOでCNCF TOC議長のAlexis Richardson氏に、事実上競合する2つのテクノロジをホストすることの影響について話を聞いた。

containerdとrktの両方をCNCFに受け入れることは、目標が同じであっても、技術的にまったく異なるアプローチによる達成を目指すプロジェクトを保有することの好例になります。このような取り組みが、OCI [Open Container Initiative] 仕様と組み合わせることで、この領域において、誰もが誠実であり、革新を起こすことが可能になるのです。

オープニングの基調講演では、Red Hatのアーキテクト兼エンジニアとしてクラウドオーケストレーションとコンテナの開発を担当するClayton Coleman氏が、コンテナスペースにおけるセキュリティの重要性について論じた。講演の中でClayton氏は、KubernetesにはRBAC(役割の分離)、PodSecurityPolicy、ノードとネットワークの分離、監査、信頼できるイメージの利用、基盤となるオペレーティングシステムの強化など、現在でも利用可能なツールが数多く存在することを強調した。一方で、ユニークなノードID、コンテナID、より簡単な内部TLS、機密情報へのアクセス制限、クラスタ内で実行可能な場所やものを制限する機能など、必要なセキュリティツールも数多くある。Clayton氏は、この問題に対するコミュニティの関与と貢献を強く求めると同時に、分散システムの設計者とオペレータ、およびエンドユーザと開発者の双方からのインプットが必要であることを明確に示した。

カンファレンス初日のセッションでは、CNCFのホストするテクノロジを実世界のユースケースに対して効果的かつ堅牢なものにするという中心的なメッセージとともに、スケーラビリティとセキュリティに明らかな重点が置かれていた。同じように明解だったのは、テクノロジの理解と利用をより容易にするための取り組みだ。この目的のため、 Kubernetes Certified Administrator Examカリキュラムが無償公開された。これは、昨年公開されたKubernetes Fundamentals(有償)トレーニングを補完するものだ。5月に実施されるベータテストを支援するボランティアが求められている。興味のある開発者およびKubernetes専門家は、Kubernetes Certification Working Groupリストに登録するとよいだろう。

カンファレンスではさらに、CNCF PlatinumメンバとしてDell、GoldメンバとしてSUSE、SilverメンバとしてHarmonyCloud、QAware、Solinea、TenxCloudが新たに加わったことが発表された。

CloudNativeConの基調講演およびブレイクアウトセッションのビデオは、すべてCloud Native Computing FoundationのYouTubeチャネルで見ることができる。また、セッションで使用されたスライドデッキは、CloudNativeCon ScheduleのWebページから入手可能だ。

 
 

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