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Amazon Web ServicesがCNCFに参加

原文(投稿日:2017/08/10)へのリンク

Cloud Native Computing Foundation(CNCF)は、Amazon Web Services(AWS)が、市場をリードする同社のパブリッククラウドにおけるクラウドネイティブなテクノロジ開発とデプロイメントを促進すべく、プラチナメンバとしてCNCFに参加したことを発表した。

メンバシップの一環としてAWSは、クラウドアーキテクチャ戦略を担当するバイスプレジデントのAdrian Cockcroft氏がCNCFの理事会に参加し、プリンシパルオープンテクノロジストのArun Gupta氏がプロジェクトやワークグループとの技術面での協力の取りまとめを行なう。これにより、最大手の5つのクラウドプロバイダ - Amazon Web Services、Microsoft (Azure)、Google (Cloud Platform)、IBM (Bluemix)、Alibaba (Cloud) - がCNCFのメンバとなり、“クラウドネイティブとコンテナがエンタープライズコンピューティングの未来であることを立証できた”、とCNCFのWebサイトは述べている

CNCFの憲章には、クラウドネイティブコンピューティングでは、“アプリケーションをマイクロサービスとしてデプロイし、各パートを個々のコンテナにパッケージ化し、それらのコンテナを動的にオーケストレーションしてリソース利用を最適化するために、オープンソースのソフトウェアスタックを”使用することが謳われている。このようなソフトウェアスタックのオープンソースコンポーネントとして、CNCFでは、Kubernetes, Fluentd, linkerd, Prometheus, OpenTracing, gRPC, CoreDNS, containerd, rkt, Container Networking Interface (CNI)をホストしている。業界トップの開発企業、エンドユーザ、ベンダ間のコラボレーションにおいて、中立的なベースの役割を果たすことがCNCFの目標なのだ。

Amazonはこれまで、オープンソース開発に関しては目立った存在ではなかったが、LinuxカーネルやDocker、Apache Hive、Apache Hadoop、Chromium、jQuery、OpenMPI、Apache MXNetなど、著名なオープンソースプロジェクトに対して多大な貢献をしている。2013年にはThe Linux Foundationにも参加し、Core Infrastructure Initiativeの創立メンバとなるとともに、Xen Project, Open Container Initiative (OCI), TODO GroupといったLinux Foundationのプロジェクトにコントリビュートしている。

Adrian Cockcroft氏による先日のメディア記事には、AWSがいくつかのCNCFプロジェクトとワークグループへの参加を検討中だと述べられている。

AWSはcontainerdプロジェクトの創立メンバです - containerdコミュニティに参加できることを光栄に思うとともに、ユーザのよりよいエクスペリエンスを支援するためのアイデアを数多く持っています。提供予定のECS タスクネットワーキング機能CNIプラグインとして書かれています。今後はCNIが、AWSにおけるコンテナベースのすべてのネットワーキングの基礎となる予定です。

先日のCNCFの調査では、回答者の63パーセントがAWSでコンテナを運用していると答えており、1年前の44パーセントよりも多くなっている。AWSは独自のネイティブなコンテナスケジューリングサービスとしてEC2 Container Service (ECS)を提供している。また、昨年のAWS re:inventカンファレンスでは、Amazon ECS上でのコンテナ管理とオーケストレーションのためのオープンソースプロジェクトのコレクションとして、Bloxのリリースを発表した。

CNCFのエンドユーザコミュニティに参加しているNCSOFT, Ticketmaster, Vevo, Zalandoを含むいくつかの有名企業が、AWS上でKubernetesを運用している。AWSは、Kubernetesなどのクラウドネイティブなテクノロジへの貢献を通じて、クラウドネイティブコミュニティにおいて積極的な役割を果たすことを計画している。Arun Gupta氏は先日、AWS上でKubernetesクラスタを管理した自身の経験に関して、いくつかのブログ記事を公開した。

詳細については、CNCFのプレスリリースやAdrian Cockcroft氏のメディア記事“Cloud Native Computing”を参照するか、あるいはTwitterアカウント@CloudNativeFdnおよび@AWSOpenをフォローして頂きたい。

 
 

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