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AWS re:Invent第2日基調講演 - Alexa for Business、Cloud 9 IDE、AWS Lambdaの拡張

| 作者: Daniel Bryant フォローする 631 人のフォロワー , 翻訳者 h_yoshida フォローする 1 人のフォロワー 投稿日 2018年1月8日. 推定読書時間: 5 分 |

原文(投稿日:2017/12/01)へのリンク

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ラスベガスで開催されたAWS re:invent 2017カンファレンスの2日目の基調講演で、Amazon CTOのWerner Vogels氏が新製品のリリースをいくつか発表した。Alexa for Business、AWSエコシステムのさまざまな機能 – 特にAWS Lambdaを統合するフル機能のクラウドベースIDEであるAWS Cloud 9、トラフィックシフトや利用可能RAMの倍増といったAWS Lambdaサービスの拡張、.NET Core 2およびGo言語サポートの事前発表などがその内容である。

当日最初に発表されたAlexa for Businessは、AmazonのEchoデバイスで有名になったクラウドベースの音声サービスであるAlexaをビジネスの世界に“大々的に”導入する、まったく新しいサービスである。Alexa for Businessでは、身近にあるEchoデバイスに“Alexa、ミーティングを始めよう”というだけでカンファレンスルームの会議に参加することができる。Alexaサービスがビデオ会議機器のスイッチを入れて、カンファレンスコールをダイアルし、ミーティングが開始されるのだ。Vogels氏はまた、Alexaがオフィス業務を支援する様子もデモしてみせた。オフィス運営の一助としてのカスタムスキルへのアクセスや、ビル設備の問題点の報告、オフィス用品の注文などである。

Voice represents the next major disruption

Alexa for Businessは、企業内のAlexaデバイスを集中コンソールから設定および管理できる他、デバイス位置の特定、使用可能なスキルセットの有効化、ユーザによる改ざん防止なども可能である。Alexa for Businessはオープンサービスであり、Alexa for Business APIで独自のスキルを開発することによって、新たな機器の接続や独自のタスク実行が可能になる。

当日2番目に発表されたAWS Cloud9は、Webブラウザからコードの記述、実行、デバッグが可能な(既存のEclipse Cheとほぼ同じ)、フル機能のIDE(Integrated Development Environment)である。人気のオープンソースであるAce Editorと、Amazonが昨年買収したc9.io IDEをベースとしている。このサービスは追加料金なしで提供される。必要なコストは、IDEの動作基盤となるコンピューティング(EC2)とストレージリソース(EBS)のみである。Cloud9は基盤となるホストからのターミナルアクセスを統合しており、ユーザのアカウントリソースのアクセス用として事前にインストールおよび設定されたAWS CLIを含む。

Cloud9にはJavaScript、Python、PHP、Ruby、Go、C++用のツーリングがパッケージされている他、SAM(Serverless Application Model)テンプレートの生成やSAM localによるEC2ホスト上でのローカル実行、完全にインタラクティブなLambda関数のローカルおよびリモートデバッグなどを含む、AWS Lambdaベースアプリケーションの開発サポートを備えている。ここでAmazon Web ServicesのシニアソフトウェアエンジニアであるClare Liguori氏が登壇して、Cloud9がリモートペアプログラミング機能を備えていることと、共有セッションへのアクセスをAWS IAMポリシを介して設定可能であることをデモして見せた。IDEセッションの共有、他のユーザがエディタやターミナルで行なっている操作のリアルタイム表示、内蔵するテキストベースのチャット機能を使った共同作業などが可能だ。

AWS Cloud 9

AWS Lambda FaaS(Function-as-a-Service)サーバレスサービスにも、いくつかの機能拡張が発表された。

  • AWS Lambda関数毎に並行数制限が設定できるようになった。これにより、アカウントレベルの同時実行制限の一部が指定された関数用に予約されると同時に、許可された最大並列実行数に達した関数の実行調整が可能になる。この機能はひとつの関数がアカウントの容量制限を使い果たすことを防ぐとともに、DynamoDBなど、Lambdaが呼び出すリソース制限されたダウンストリームサービスへのトラフィック比率を制限できる。
  • AWS Lambdaでトラフィックシフトと、AWS CodeDeployを用いたフェーズ展開が可能になった。これにより、着信したトラフィックを事前に設定したウェイトに基づいて2つのLambda Functionバージョン(alias)に振り分けたり、リスク軽減や新しいLambdaデプロイ時の影響範囲を制限することができる。AWS CodeDeployを使用して新バージョンのロールアウトを自動管理することも可能だ。
  • AWS CloudTrail Lambdaデータイベントを参照すれば、AWS Lambda関数の実行アクティビティのログを取得できる。従来はLambda管理イベントのみがログ可能だった。
  • AWS Serverless Application Repositoryのプライベートプレビューがローンチされた。このサービスは、サーバレスアプリケーションのプロデューサとコンシューマが、事前にパッケージ化されたアプリケーションバンドルを公開、発見、展開できるように設計されている。アプリケーションはAWS SAMフォーマットで、SPDXライセンス識別子を持っていなくてはならない。サービスとしては、既存のstdlibサービス関数リポジトリに近い。
  • AWS Lambda関数の最大メモリ容量が倍増し、関数に3008MBのメモリを割り当てられるようになった。
  • AWS Lambdaでの.NET Core 2とGo言語のサポートに関する事前発表が行なわれたが、現時点では詳細情報の提供はない。
  • Amazon API GatewayでPrivate VPCとのエンドポイント統合がサポートされた。これによってVPC内のHTTPリソースが、インターネットに直接公開することなくアクセス可能になる。
  • Amazon API Gatewayでカナリリリースデプロイメントがサポートされ、新しいAPIの段階的なリリースと、新しいデプロイメントの影響範囲の制限が可能になった。

AWS re:inventに関する詳細情報はカンファレンスのWebサイトで、ローンチされた全プロダクトの詳細はAWS Newsブログで、それぞれ確認することができる。

 
 

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