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EE4Jへ提案された最初の9つのプロジェクト

| 作者: Michael Redlich フォローする 15 人のフォロワー , 翻訳者 阪田 浩一 フォローする 1 人のフォロワー 投稿日 2018年1月18日. 推定読書時間: 9 分 |

原文(投稿日:2017/12/13)へのリンク

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Eclipseファウンデーションから提案されている9つのプロジェクトが最初のプロジェクトとして作られた。これらはEclipse Enterprise for Java(EE4J)に入るだろう。以下のものである。

EE4J憲章に記載があるように、これらのプロジェクトはオラクルのJava EE 8とGlassFishという技術をEclipseファウンデーションへ移管するプロセスの一部として作られている。新しいプロジェクトはすべてEE4Jへの統合のためEclipse開発プロセスに従っている

特別な2つのプロジェクトであるEclipseLinkEclipse YassonはすでにEE4Jへのマイグレーションプロセスに入っている。Eclipseファウンデーションの全プロジェクトに関する情報はウェブサイトのプロジェクトアクティビティニュースにある。

オラクルのシニアソフトウェア開発マネージャであるDmitry Kornilov氏と、EclipseファウンデーションのエグゼクティブディレクタであるMike Milinkovich氏がこの9つの新プロジェクトのことをInfoQに話してくれた。

InfoQ「これらのプロジェクトがEE4Jの一部となるにあたり、どのように選定されたのでしょうか?」

Dmitry Kornilov氏「私たち(オラクル)がEclipseファウンデーションへ移行を計画している30以上のプロジェクトからこの9つのプロジェクトは選ばれました。私たちの目標はコミュニティがもっとも興味を持っているプロジェクトを選び、それをEclipseに可能な限り早く移管することでした。EE4Jプロジェクトに早くから参加している人たち(その後正式により大きなプロジェクト管理委員会となりました)と協力し、この9つのプロジェクトを選びました。」

Mike Milinkovich氏「基本的にゴルディロックスの法則を使っています。大きすぎず、小さすぎず、適切なものを、です。

EclipseファウンデーションへのJava EE移管は多大な労力を要します。それを行うプロセスを洗練させるため多くのプロジェクトを選びたかったのです。これらのプロジェクトは移行が必要なプロジェクトのサンプルとして妥当であったため選びました。ですが今ある最大のものではありません(Glassfishを考えてみてください)。」

InfoQ「Java EE 8やGlassFishからのプロジェクトはまだあるでしょうか?」

Kornilov氏「最終的にはGlassFishに含まれるオラクルのJava EE 8のプロジェクトはすべて、GlassFishの他の技術と同様にEclipseファウンデーションへ移管されるでしょう。私たちオラクルは2つ目のグループの準備をすでに始めています。

Milinkovich氏「そうです。それらすべてがやってきます。Glassfishのすべて、そしてオラクルが管理していたJava EEの参照実装プロジェクトはすべてEclipseファウンデーションへ移行されるでしょう。加えて互換性テストキット(TCK)もすべて持ち込まれ、初めてオープンソースライセンスとなります。さらに、Java EEの今後のバージョンに対する仕様策定プロセスはEclipseファウンデーションで行われます。なので私たちはまったく新しい仕様策定プロセスを作っているところです。これは過去Java EEに対してJCPが担ってきた役割を置き換えるものです。

続くコメントのように、TCKがオープンソースとなることがどれだけすごいことか、私は強調したいです。歴史的にはオラクルの使用許諾者とNDAを結んだときだけTCKを利用できました。これがエンタープライズでのクラウドネイティブなJavaに対するイノベーションをかなり苦しめてきました。オープンソースTCKの重要性は今まであまり注目を集めていなかったと思います。このエコシステムで新しいイノベーションをたくさん可能にする可能性を持っています。」

InfoQ「今までのコミュニティからのレスポンスはどんなものでしたか?」

Kornilov氏「レスポンスは非常にポジティブなものです。コミュニティはJava EEをオープンなファウンデーションに移管することを以前から要求してきました。今それが起こっているのでとても喜んでいます。私たちの側では、それを真剣に捉え、スムーズにそして早くそれを実行できるようベストを尽くしています。」

Milinkovich氏「反応はとてもよいです。この技術がEclipseファウンデーションへ移管されることにどれだけ多くの開発者が興奮しているか見ていましたが、すごいものです。Java EEシステムに対して私たちが行おうとしている変化すべてを人々が理解し始めるにつれて、これまで小さな衝突がいくつかありました。変化はすべて困難なものです。たとえそれがこのように非常にポジティブなものであってもです。」

InfoQ「コミュニティレビューはどのくらい続きますか?」

Kornilov氏「Eclipseファウンデーションの規則によれば、提案は最短2週間コミュニティレビューとして公開されます。」

Milinkovich氏「現時点では少しはっきりしません。理想的には12月18日の月曜日までにプロジェクトは作成されるでしょう。その後すぐソースコードを移し始めます。しかし法律上の細かい点がいくつかあり、移行前にそれを何とか解決する必要があります。 もっとも悪いケースのシナリオでは、プロジェクトのキックオフは2018年初頭となります。」

InfoQ「近い将来EE4Jにはどんなことがあるでしょうか?」

Kornilov氏「始まっていることはたくさんあります。最初の目標は全Java EEプロジェクトをEclipseファウンデーションに移管し、EE4Jの最初のバージョンをリリースすることです。Java EE互換となる計画をしています。2つ目の目標は新しい標準化プロセスを定義することです。EE4Jはこれを使い、Java EEが使っていたJCPプロセスを置き換えることになります。最後の目標は定義したプロセスに基づき、完全にコミュニティ駆動のエンタープライズJavaの新しいバージョンをリリースすることです。」

Milinkovich氏「今後6ヶ月から9ヶ月ほどの優先順位はこちらです。

  1. EE4Jをオープンソースプロジェクトそしてコミュニティとして機能するよう確立する。ここには50ほどのプロジェクトと何千万行のコードをEclipseへ移すことを含める。50のプロジェクトのそれぞれがプロジェクトリーダとコミッタを持つ。数百人の新しいコミッタがEclipseコミュニティに加わってくれると期待している。その全員がEclipseプロジェクトチームの一員として参加する方法を学ぶ必要がある。この一部として、全コードをEPL-2.0ライセンスに再ライセンスし、通常私たちが実施する知的財産レビューをしなければならないだろう。
  2. これらのプロジェクトの全ビルド基盤をオラクルからEclipseファウンデーションの共通ビルド基盤へ移行する。
  3. TCKをオープンソースにする。これは大仕事となるだろう。今まで一度もオープンソースになっていない数百のテストや大量のコードが対象だからだ。
  4. EE4Jの最初のリリースをJava EE互換として出す。ここで本当の意味で現実となり始める。実行しているコードを開発者が利用できるようにすることはどんなオープンソースコミュニティにとっても中核である。個人的意見では、これを早くできればできるほどよい。
  5. まったく新しい仕様策定プロセスを確立する。Java EE標準を進化させるため以前のJCPベースのアプローチから置き換える。
  6. 正式にはJava EEとしてに知られている技術に対して新しい名前とブランドをつける。ここにはそれをサポートする団体と、WebLogicやWebSphere、JBoss、Apache Tomee、Payaraといった互換性がある独立した実装に対する認定プロセスを含める。

これがとても野心的な目標であることには同意してくれると思います。このすべてに取り組んでいるので私たちはとてもとても忙しいです。みなさんには辛抱強くなってもらえるよう強くお願いします。」

InfoQ「オラクルでの今の責務はなんですか?つまり、日々どんなことをしていますか?」

Kornilov氏「さまざまなJava EEコンポーネントを担当しているプラハの開発チームを管理しています。それにはJSON-B/PやJPA、JAX-RS、JAX-B、JAX-WS、Metroなどが含まれます。また私はEE4Jプロジェクト管理委員会(PMC)におけるオラクルの代表者です。通常半日はさまざまな会議(管理、計画、レビュー、ブレインストーミング、設計)に費やし、もう半日はeメールに返信しています(今私がやっていることです)。

InfoQ「Eclipseファウンデーションでの今の責務はなんですか?つまり、日々どんなことをしていますか?」

Milinkovich氏「過去13年Eclipseファウンデーションでエグゼクティブディレクタをやっています。オープンソースファウンデーションをサポートする無所属のメンバです。オープンソースプロジェクトと商業的なエコシステムの両方をより良くする手助けをすることに焦点を当てて日々活動しています。」

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