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Payara Platform 5の2019年のロードマップ

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p>原文(投稿日:2019/04/24)へのリンク

 

PayaraのCEOであるSteve Millidge氏は先頃,Payara Platform 5のロードマップの概要を公開して,2019年のPayaraの目標について説明した。先日実施されたウェビナでは,同社テクニカルリーダのArjan Tijms氏とともに,2019年のロードマップを詳しく解説している。2018年の成果に関する簡単なレビューで特に取り上げていたのは,2018年3月のPayara 5.181のリリースに伴うPayara Platform 5の提供開始だ。今年はさらに,Payara Server 5とPayara Micro 5の四半期リリース(5.191~5.194)が計画されている。以下に示すメジャーリリースのロードマップには,他にPayara 4のメンテナンスリリースと,2021年のPayara 6の導入が含まれている。

2014年にローンチされたPayaraは,当時OracleによってメンテナンスされていたGlassFish 4.1のオープンソースエディションをベースに開発された。それ以来Payaraは,オープンソースによる優れたカスタマサポートの提供、小型でシンプルでパワフルであること、主要クラウドプラットフォームとの互換性の確保などを目標としてきた。

先日のウェビナでは,変更や修正に関して,GlassFishとのアップストリーム/ダウンストリーム関係に関する質問があり,Millidge氏は次のように返答した。

現時点では未定です。私たちがJakarta EEのメンバであり,EE4Jプロジェクトの一部であることは間違いありません。Java EE 8認定の取得に際しては,GlassFish上でいくつかの開発作業を実施する予定です。その後については,Eclipse Foundationの誰がGlassFishをサポートするかによりますが,目標とするのはPayaraそれ自体です。これまでも,PayaraのすべてのバグフィックスをGlassFishに反映した訳ではありません。

分離してからすでに4年が経過しているので,現在の私たちのソースコードツリーは,GlassFishとはかなり違うものになっています。GlassFishに重大なバグが発生した場合は,Payaraにも対策を組み込むつもりです。ですが,GlassFish 5.2以降も,私たちは活動を続けることになります。GrizzlyやHK2,JPA,EclipseLink,Yassonといった,GlassFishの主要なコンポーネントの多くについては,今後もEclipse Foundation内で開発が続けられます。Eclipseでの仕様に関する実装の多くは,その中で開発される予定です。今後私たちがGlassFishにどのように関わっていくのかは,他の人たちの関与の仕方次第です。

先日のEclipseのブログでTijms氏は,2019年のJakarta EE 9の見通しについて,Payaraの計画を中心に論じている。それによると,

まず最初に手掛ける予定なのは,新たにリリースされたJava EEとGlashFishコンポーネントのJakartaバージョンをPayaraに適用することです。JASPICやJTA APIなど,いくつかのコンポーネントについては比較的容易ですが,Mojarraなどでは,私たちがパッチを当てたバージョンをアップストリームのJakartaバージョンに合わせる作業が最初に必要です。保証は当然ありませんが,次期リリースとなるPayara 5.191までにこの作業を完了できればと思っています。

Payara 5.191

3月6日にリリースされたPayara 5.191には,ヘルプドキュメントの復活,JAX-RSエンドポイントを経由したEJBのリモート起動,MicroProfile 2.1のサポート,Payara Microアプリケーションをデプロイする際にコンテキストルートを定義するコマンドラインパラメータcontextrootの新設といった新機能が含まれている

ライセンス上の制限により,OracleがGlassFishをEclipse Foundationに寄贈するまで,Payaraはヘルプドキュメントを削除しなければならなかった。先日のGlassFish 5.1のGAリリースによってこの制限が解除されたため,バージョン5.191にヘルプドキュメントを含めることが可能になった。

下記の例は,コンテキストルートを定義する新しいコマンドラインパラメータの使用方法を示している。

    
$ java -jar payara-micro-5.191.jar --deploy mvc-samples-hello-cdi-1.0.war --contextroot hello
    

当年の残りの期間をまとめると,Payaraでは,次のような新機能の実装を計画している。

  • KubernetesおよびDocker上でのPayaraの実行のサポート (5.192)
  • AWS,Google,Microsoft Azureなど,パブリッククラウドプロバイダとの統合
  • MicroProfileおよびJakarta EEの継続的サポート
    • MicroProfile 2.2 (5.192)
    • MicroProfile 3.0 (5.193)
    • Jakarta EE 8 (5.193)
  • 新しい開発者および管理ツール
    • 監視(5.193)
    • フルモニタリングコンソール(5.194)
  • JDK 11のサポート (5.192)
  • パフォーマンスとスケーラビリティ

Payara 6

2021年に予定されているPayara Platform 6には,次のような機能が含まれる予定である — ソースコードの分解と再構築; 完全なJavarta EE 9認証; JDK 11+ ベース,すなわち,JDK 11による完全なコンパイルとビルドの実施; 新たな管理コンソールと監視用コンソール; Springのネイティブサポート。

Payara 4

Payara Platform 4はメンテナンスモードとなり,Azulによる2024年までのJDK 8サポートと月毎の安定版リリースが行われる予定である。

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