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Reactive FoundationがLinux Foundationの下に発足

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原文(投稿日:2019/09/10)へのリンク

9月10日、Linux Foundationは、Reactive Foundationローンチを発表した。次世代ネットワークアプリケーション構築のテクノロジを加速する目的で設立された、リーダたちによるコミュニティである。Alibaba、Facebook、Lightbend、Netifi、Pivotalが初期メンバとして参加した財団は、成功を収めたオープンソースのReactive StreamsとRSocketの仕様、プログラミング言語実装などを保有する。

リアクティブプログラミングは、メッセージ駆動型アプローチを使用することで、基盤となるインフラストラクチャに縛られずに、今日のネットワーク化されたクラウドネイティブアプリケーションに必要な回復力、拡張性、応答性を実現するものだ。Reactive Foundationは、オープンソースのリアクティブプログラミングプロジェクトをサポートするために、公式なオープンガバナンスモデルと中立的なエコシステムを確立する。

"クラウドネイティブコンピューティングと現代的なアプリケーション開発プラクティスの台頭において、リアクティブプログラミングは、メッセージストリームの抱える課題に対処する手段として、その採用は不可欠です"と、Linux Foundationの戦略プログラム担当副社長であるMichael Dolan氏は述べている。 "Reactive Foundationの設立によって、業界は今、リアクティブプログラミング実現のためのオープンソースプロジェクトをサポートする、中立的な拠点を持つことになりました。"

NetifiのCEOであるArsalan Farooq氏は、Reactive FoundationがRSocketの野心的目標の達成に有用だと考えている。 "最新のネットワークプロトコルであるRSocketが、マイクロサービスと分散システムの共通語としてHTTPに取って代わることを期待しています。"

Lightbendが2014年に"The Reactive Manifesto"を公開し、2015年にオープンソースのReactive Streamsが最初のJVMバージョンを開発して以来、リアクティブシステムはますます一般的なものになっている。Reactive Streamsは、非ブロック型バックプレッシャを備えた非同期ストリーム処理の標準を提供するイニシアチブであり、4つのインターフェイス(パブリッシャ、サブスクライバ、サブスクリプション、プロセッサ)セットとその相互作用の仕様と実装を支援し、検証するための技術互換性キット(TCK)である。特に重要なのは、パブリッシャ、プロセッサ、サブスクライバを接続することにより、誰がそれらを実装しても、必要なフロー制御が保証されていることだ。

RSocketは、リアクティブストリームを基盤として構築されており、ネットワーク上のフロー制御をアプリケーションに提供することによって通信の停止を回避し、アプリケーションの回復力を向上する。従来のHTTPに対する高性能な代替手段として、リアクティブプログラミングと今日の最新のマイクロサービスベースおよびクラウドネイティブアプリケーションをサポートするように設計されたプロトコルである。

RSocketでは、単一の接続を使用して、データストリームとしてメッセージを渡すことができる。これによって、さまざまなトランスポート接続にわたる長期間のストリームが可能になる。ネットワーク接続の切断、切り替え、再接続が頻繁に行われるモバイルサーバ通信では、特に有用である。

QCon London 2019で行われた共同プレゼンテーションでは、Robert Roeser氏(NetifiのCIO兼共同設立者)、Ondrej Lehecka氏(Facebookのソフトウェアエンジニア)、Andy Shi氏(Alibabaのデベロッパ・アドボケート)らによって、RSocketを使用して現実的なアーキテクチャ上の課題を解決する方法が示された。

Roeser氏は、自身がNetflixに勤務していた頃、分散システムの構築を容易にし、アプリケーションがネットワークを介して一貫した方法で通信するためのプロトコルをいかに必要としていたか、という説明をした。その結果として、通信モデル、ネットワークプロトコル、フロー制御を提供するRsocketが誕生したのだ。

Reactive FoundationとRSocketの導入に関してShi氏は、"RSocketはマイクロサービスとIoTデバイスの時代に輝きを放つべく設計されています"と述べている。"RSocketプロトコルとリアクティブストリームをベースとして構築されたプロジェクトは、マイクロサービスアーキテクチャの将来に一石を投じるものだと、私たちは考えています。このエキサイティングなプロジェクトのハブとなるのが、Reactive Foundationなのです。"

追加情報として、InfoQには、Reactive StreamsRSocketに関する過去数年間のニュースやプレゼンテーション、記事がある。

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