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AWSがAmazon EBS io2 Block Expressボリュームの一般供与開始を発表

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原文(投稿日:2021/07/31)へのリンク

Amazon Elastic Block Store(EBS)ボリュームは、複数のHDDとSDDのボリュームを備えたElastic Compute(EC2)の重要なコンポーネントで、それぞれが特定のユースケース向けに設計されている。AWSは先頃、クラウドベースのストレージエリアネットワーク(SAN)サービスである、Amazon EBS io2 Block Expressボリュームの一般供与(GA)を開始すると発表した。io2ボリュームに比較して4倍のスループット、IPOS、容量を提供する。

昨年のreInvent 2020で同社は、SANサービスとしてのAmazon EBS io2 Block Expressボリュームをプレビュー公開した。このサービスは、AWSによると、Microsof SQL Server、Oracle、SAP HANA、SAS Analytics AWSといった、最も大規模かつ最もI/Oインテンシブな、ミッションクリティカルなデプロイメント要件に合わせて設計されている。現時点ではまず、AWS Nitro Systemを採用したAmazon EC2 R5bインスタンス用として一般供与されており、EBSに最適化された最高のパフォーマンスを提供している。R5b以外のインスタンスも近くサポートされる予定だ。さらにGAリリースでは、Multi-AttachElastic Volumesといったio2機能が、io2 Block Expressボリュームでもサポートされるようになった。

AWSプリンシパルデベロッパアドボケートのChanny Yun氏は、今回のGAリリースについて、AWS Newsのブログ記事で次のように説明している。

新しいBlock Expressアーキテクチャは、インスタンスのホストハードウェア上のEBS I/O機能専用Nitro Cardに実装されたScalabe Reliable Datagrams (SRD)プロトコルを使って、AWS Nitro Systemベースのインスタンスと通信することにより、0.1ミリ秒以下のレイテンシという、最高レベルのパフォーマンスを提供します。さらに、モジュール形式のソフトウエアとハードウェアのビルディングブロックを提供し、さまざまな方法でアセンブル可能にすることで、より高度なパフォーマンスや新たな機能をより早くデザインし、提供することの可能な柔軟性も実現しています。

io2 Block Expressボリュームは、R5bインスタンス生成時に、Amazon EC2コンソールAWS Command Line Interface (AWS CLI)、Amazon EC2 APIを備えたSDKで作成することができる。次に、EC2 R5bインスタンスタイプを選択した後、Add StorageのページのVolume Typeで、Provisioned IOPS SSD (io2) を選択すればよい — 新たなボリュームがBlock Expressフォーマットで生成される。


出典: https://aws.amazon.com/blogs/aws/amazon-ebs-io2-block-express-volumes-with-amazon-ec2-r5b-instances-are-now-generally-available/

Amazon EBS io2 Block Expressボリュームは、企業のオンプレミスソリューションの代替とすることができる。GAリリース時のプレスリリースにおいて、AWSは次のように述べている。

io2 Block Expressボリュームはブロックストレージの再発明(reinvent)です。SANに求められるパフォーマンスを、AWSの弾力性(elasticity)、無限の拡張性、従量課金(pay-as-you-go)の柔軟性-一般的なSANの半分のコストで提供します。io2 Block Expressボリュームは、ハイボリュームIOPS、高スループット、高耐久性、大容量ストレージ、低レイテンシを必要とするアプリケーションのために設計されました。

labSpaceSysのテクノロジストであるIgor Nemy氏は、次のようにツイートしている。

パブリッククラウドは今や、巨大なメインフレームと認識されるに至っています。256k IOpsのSANボリューム、4GB/sのスループット、99.999パーセントの耐久性 — これがARMベースの特別なNitro (!side=)プロジェクトで実現されていたとしても、驚くことはないでしょう。

io2 Block Expressボリュームは現在、R5bの利用可能なすべてのリージョン — US East (オハイオ)、US East (北バージニア)、US West (オレゴン)、Asia Pasific (シンガポール)、Asia Pasific (東京)、Europe (フランクフルト)など — で利用することができる。さらに近々、より多くのリージョンでサポートされることが発表されている。 

io2とio2 Expressの両ボリュームは同じ方法で課金されるため、AWSでは、タグを使用してios Block Expressボリュームに関わるコストを特定することを推奨している。io2ボリュームの料金の詳細については、Amazon EBS pricing pageを参照して頂きたい。

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