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Javaニュース総まとめ: Jakarta EE 10 Core Profile、OpenJDK、Open Liberty、Payara、Groovy と Quarkus

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原文(投稿日:2021/09/13)へのリンク

今週2021年9月6日のJava総まとめでは、新しいコアプロファイルを導入するJakarta EE 10、JEP 417、JDK 18、Open Liberty 21.0.0.10-beta、Payara 2021年8月ロードマップアップデートウェビナー、Quarkus 2.2.2.Final、新しいMicronaut Javaライブラリ、Hibernate Search 6.1.0.Alpha1、GraalVM Native Build Tools 0.9.5、Groovyバージョンのアップデート、およびJakartaOne Livestream 2021カンファレンスからのニュースを特集する。

OpenJDK

Vector API (Third Incubator)、JEP 417は、JDK 18の Candidate (候補) から Proposed to Target (ターゲットに提案) ステータスに昇格した。パフォーマンス向上に加えて、このJEPは、前の Vector API (Second Incubator) の JEP 414 と Vector API (Incubator) の JEP 338 の2ラウンドのインキュベーションからのフィードバックに応じた拡張を組み込むことを提案している。JEP 338 は JDK 16 にインキュベーターモジュールとして統合され、JEP 414 はJDK 17をターゲットとした最終的なJEPの1つとして定義されている。

JDK 17

JDK 17は、2021年9月14日火曜日にリリースされる予定だ。InfoQは、より詳細なニュース記事でフォローアップする。

JDK 18

先週、さまざまな問題の修正を含むビルド 13からの更新が行われた、JDK 18早期アクセスビルドビルド 14が利用可能になった。詳細については、リリースノートに記載されている。

JDK 17JDK 18 共に開発者は Java Bug Database を介してバグの報告が奨励される。

Jakarta EE 10 への道

Jakarta EE 10のリリース計画が発表された直後、Jakarta EE Working Group は、既存の Platform ProfileWeb Profile を補完する新しいJakarta EE Core Profile導入した。この新しいプロファイルは「マイクロサービスに適しており、事前コンパイルも可能にする、より小さなランタイムのための最小限の基盤を提供することに焦点を合わせている」。以下に示すように、Jakarta EE 仕様の初期セットが Core Profile に定義されている:

Open Liberty

IBMは、Open Liberty 21.0.0.10-beta 機能をリリースした: JDK 17早期アクセスビルドビルド 35のサポート。OpenID Connect Client 1.0 および Social Media Login 1.0 で JSON Web Encryption (JWE) 形式でトークンを受信する機能。MicroProfile Context Propagation 1.3-RC1 のサポート。Admin CentergRPCWeb Service Security などの付加価値機能のためのJakarta EE 9.0の完成。

Payara

Payaraは、PayaraのCEOであるSteve Millidge氏をフィーチャーした August 2021 Roadmap Update Webinar (2021年8月のロードマップアップデートウェビナー) を利用できるようにした: 2021年のロードマップの要約。Payaraが2021年にこれまでに提供したもの。現在開発中のもの。そして、Payara Cloudのアップデート。

Quarkus

Red Hadは、次の機能のメンテナンスリリース Quarkus 2.2.2.Final を提供している: Oracle JDBCドライバー v 21.3.0.0 へのアップグレード。また、GraalVMで導入された --exclude-config オプションをQuarkus拡張機能からプログラムで渡す機能。詳細については、変更ログに記載されている。

Micronaut

Object Computing, Inc. のプリンシパルソフトウェアエンジニアであるSergio Del Amo氏は、Micronautアプリケーションやスタンドアロンライブラリとして使用できる Pushover API を使用するためにMicronaut Java Library を導入した。Del Amo氏は、このGitHubリポジトリで各シナリオを実行する方法の例を提供している。

Hibernate

Hibernate Search 6.1.0.Alpha1 が新しい非同期の分散自動インデックス作成の概念と Hibernate ORMLucene、およびElasticsearchへの依存関係のアップグレードを備えて利用可能になった。

JakartaOne Livestream 2021 カンファレンス

JakartaOne Livestream 2021 カンファレンスの Call for Papers (募集) は2021年9月15日に締め切られる。2021年12月7日に予定されている今年のプログラム委員会には、EclipseのJakarta EEプログラムマネージャである Tanja Obradovic氏、EclipseのJakarta EE 開発者アドボケイトであるIvar Grimstad氏、xgeeksのスタッフソフトウェアエンジニアであるOtavio Santana氏、VIDA SoftwareのシニアプログラマーであるIvan St. Ivanov氏、JetBrainsのJava開発者アドボケイトであるDalia Abo Sheasha氏、Sensor Aktor GmbHのマネージングディレクターであるJan Westerkamp氏、石油化学研究会社の上級研究技術者であるMichael Redlich氏が含まれる。

GraalVM

Oracle Labsは、バージョン1.0の主要なマイルストーンと見なされる GraalVM Native Imageとの相互運用性のためのプラグインで構成されるGraalVMプロジェクトであるNative Build Tools 0.9.5のバージョン 0.9.5をリリースした。このリリースでは、以下に示すように、 nativeBuild および nativeTest 拡張機能が非推奨になり、 graalvmNative が優先される:

    
graalvmNative {
  binaries {
    main {
      verbose = true
      }
    }
  }

graalvmNative {
  binaries {
    test {
      buildArgs("...")
      }
    }
  }
    

詳細については、ドキュメントに記載されている。

Groovy

Object Computing, Inc. のプリンシパルソフトウェアエンジニアであるPaul King氏は、Groovy バージョン 4.0.0-beta-13.0.9、および2.5.15のアップデートを発表し、それぞれ 138、80、および 42 のバグ修正と機能拡張を行った。詳細については、リリースノートに記載されている。

Works with OpenJDK キャンペーン

そして最後に、Javaコミュニティにとって楽しいことに、先週のJavaニュース総まとめで説明した「Works with OpenJDK」キャンペーンに関連して、AzulのオープンソースプロジェクトのシニアディレクターであるGeertjan Wielenga氏は、LinkedInアカウントで使用できるJava開発者向けのOpenJDKバナーを提供した。例はWielenga氏のLinkedInプロフィールにある。

編集後記

Michael Redlich氏は、JakartaOne Livestream 2021 プログラム委員会の委員を務めている。

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